Sold Out!! Jimmy Eat Worldオーストラリアツアー、ライブレポート
更新日: 2011-05-16
今日の音楽コラム「Just Australia」では、
先月オーストラリアツアーを行ったアメリカのバンド
Jimmy Eat World
http://www.myspace.com/jimmyeatworld
のライブレポートをお届けします!
ライブが行われたのは4月10日。
プラーンにあるTrakという比較的新しい
ライブハウスにて。
4月11日のPalace Theatreでの公演が売り切れということ
で、10日に追加公演となったのです。
Jimmy Eat Worldはアメリカはアリゾナ出身のロックバンド。
1993年から活動する息の長いグループ。
「エモ」という音楽ジャンルを代表するバンドの
一つとされていて、メジャーデビューしてからも
そこまで音楽性が変わらなかったため、昔からの
ファンも沢山いるようです。
ライブ当日は、大きめのライブハウスが人で
埋め尽くされていました。
ツアーサポートを務めたのは、
The Jewel & The Falcon
http://www.myspace.com/thejewelandthefalcon
という比較的新しい男女のデュオ。
男性ボーカルのPatrickはオーストラリアの
メジャーバンド、Youth Groupのベーシスト
でもあります。
Myspaceの音源では、かなりゆったりした
ゆるーいサウンドだったのですが、ライブでは
他のバンドメンバーを率いて、かなりゴリゴリ
のロックを奏でていました。
Jimmy Eat Worldのツアーサポートとしては、
ちょっと違う感じのサウンドだったので、彼らが
前座だったのは意外ですが、安定した演奏で
観客を楽しませていました。
前座の演奏が終わり、Jimmy Eat Worldの
ライブ準備が始まったのですが、
あれ、
キーボード2つと鉄琴がある・・・。
Jimmy Eat Worldは通常4人でライブをして
いて、たまにゲストボーカルが参加している
ことはありましたが、今までキーボードが
入っているのは見たことがない。
開始前に、ギタリストの使用エフェクターも
チェックしておきました。(笑)
30分ほど待った後、Jimmy Eat Worldの
ライブが開始!
定番曲、Bleed Americanから始まり、
同じアルバム2曲目のA Praise Chorus
と続き、観客は大盛り上がり。
ニューアルバム「Invented」の曲を演奏
し始めると、帽子をかぶったかわいらしい
女の子が登場。
この子がキーボード兼コーラスだったんですね~。
そういえば、Inventedにはキーボードや
女性ボーカルの入った曲も結構あったので、
それを再現するためにツアーサポートメンバー
として参加しているみたいです。
Jimmy Eat Worldはどのライブでも、タイトな
パフォーマンスで、ベストなものを見せてくれます。
今回も例外ではなく、新旧のアルバムから
色々な曲を披露。
比較的古い「Clarity」というアルバムから
かなり沢山の曲を演奏していたのは意外でした。
特に、アンコール前にGoodbye Sky Harborという
Clarityの最後に収録されている16分程の長い曲を
ライブで再現していたのは驚き。
古くからのファンにはこれほどうれしいことは
ないと思いますが、最近のアルバムが好きな
ファンにとっては退屈なのではないかと勝手に
心配していました。(笑)
アンコールでは3曲演奏し、最後の2曲は
The Middle
と
Sweetness
これはもう定番なので外せないですね!
というわけで、今回のライブのセットリストです。
BLEED AMERICAN
A PRAISE CHORUS
MY BEST THEORY
COFFEE AND CIGARETTES
LUCKY
NO SENSITIVITY
LET IT HAPPEN
POLARIS
FUTURES
CASINO
DIZZY
ACTION NEEDS AN AUDIENCE
PAIN
23
EVIDENCE
FOR ME THIS IS HEAVEN
HEAR YOU ME
WORK
BLISTER
(アンコール)
INVENTED
THE MIDDLE
SWEETNESS
現在はアメリカツアー中のJimmy Eat World
ですが、定期的にオーストラリアにもツアーで
来ているので、次回来豪の際はぜひ行って
みてはいかがでしょうか。
それではまた次回コラムで。
浅野浩治
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