子どもと行くメルボルン @Fitzroy Gardens
カメラを持って出掛けたい♪
2012年5月25日掲載
だんだんと寒くなって来たメルボルン。
でも、ちょっとくらい寒くても天気の良い日は外で過ごしたいところ。
(ビタミンD不足が心配される、ヴィクトリア州に住んでいることだし!)
そこで、今回の行き先はシティ中心地から近く、緑溢れるFitzroy Gardens!
ここは一言で言うと「絵になる」公園。
結婚式後の写真撮影として人気のスポットであることからもそれが伺える。
もちろん、子ども連れには欠かせないプレイグランドも!
プレイグランドとしては決して広くないけれど、他ではあまり見ないドラゴンの滑り台とキリンのブランコ、それに加えて広い芝生エリア、大きな木、沢山の落ち葉に子ども達は夢中になる。
またTudor Village、Fairies Treeも子どもの興味を惹きつける。
Tudor Villageはロンドンに住むEdgar Wilson氏(77歳)がTudor期のケント地方の村をセメントで作り、
第2次世界大戦中に、メルボルンから英国に食料が援助された事に感謝して1948年に贈られたもの。
この村の中には教会や学校、ホテル、ヘミングウェイの家などがある。
Fairies Treeは最初から園内にあった樹齢300年以上のレッドガムツリーが枯れた後、Ola Cohn氏によって妖精や小人、コアラやカンガルーなどが彫られたもので1934年からここにある。
そして、Fitzroy Gardensにはクック船長が少年時代を過ごした家Cooks' Cottageがあることでも有名。
1933年に当時のオーナーによって売りに出された際、メルボルン出身のRussell Grimwadeが購入し、
1934年のヴィクトリア100年祭の記念として寄贈された。
また、ここにあるポストから郵便を出すと、特別な消印が押されるそうなので、記念にハガキを出してみるのも良いかも!
また6月末~のスクールホリデー中には「A Compass Trail at Cooks' Cottage」と題した子ども向けのイベントも行われる。
そして、ここにはもう1つSinclair's cottageがある。
イタリア、ロマネスク調のこの家は、1857年から20年以上にわたり庭師として働いていたJames Sinclairと
その家族が住んでいたもの。
また、ここにはConservatory(温室)もあり、1年を通して色とりどりの花や植物を見ることができる。
カフェもあり、食事やお茶、もしくはパーティなどに便利!
最後に少し歴史を。
1848年に緑地が確保され、当時のNSW州総督Sir Charles Augustus FitzroyにちなんでFitzroy Squareと
名付けられたのが始まり。
1862年に現在のFitzroy Gardensとなる。
上空から見ると、ユニオンジャックを象っている事が分かるのもこの公園の特徴。
これから寒くなるメルボルン、晴れた日にちょっと思い切って、ぜひ☆
Fitzroy Gardens
Wellington Parade
East Melbourne
Victoria 3002
fitzroygardens.com/Index_Page.htm
約1時間のガイドツアー(無料)も毎週水曜日12:30pm~催行されている。
(Conservatory前集合)
詳しくは(Fitzroy Gardens toursの項目参照)→http://www.thatsmelbourne.com.au/Gettingaroundthecity/ToursandCruises/Pages/WalkingTours.aspx
Cooks' Cottage
電話:(03) 9419 5766
毎日9am - 5pmまでオープン (Christmas Dayを除く)
入場料
大人$5
子ども$2.50
学生、シニア、ペンショナー$3
ファミリー$13.50
Conservatory
毎日9am - 5pmまでオープン(夏時間中は5:30まで)
☆子どもと行くメルボルン読者必見☆
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