動くGO豪メルボルン Vol.5 (セントポール大聖堂編)
シティのシンボル、セントポール大聖堂を1分で体験しよっと。
2012年8月9日掲載
皆さんは、もう行ったことありますか? メルボルンの交通の要所フリンダース駅の目の前に建つセントポール大聖堂。
目の前はもう何度も通り過ぎているのに中は一度も、、、という人もいるのでは? という私もそうでした。
まず、このSt Paul's Anglican Cathedral という名前の、ANGLICANというのに引っかかってみた。なにしろ宗教のこと全くわからない私にはなんのこっちゃ? 日本語だと英国国教会ということらしいが、どうやらキリスト教の中で16世紀頃に派生して出来た宗教で、カトリックとプロテスタントの間に位置づけされるらしい。。。
と、宗教の話をわからない私が書くのもなんなので、この辺にして、、、
しかし、アングロサクソン系の多いこのオーストラリアでキリスト教の文化を抜きには語れないのも事実。やはり日本と違ってクリスマスやイースター、ハロウィンの文化ですからねぇ。
信仰を抜きに、どの宗教も芸術ととても密接に絡んでいますよね。それも古くから庶民の生活に響くようなアートが発展しました。このキリスト教の聖堂内に立ち並ぶステンドグラスやモザイク画、パイプオルガンもそのアートの代表例です。
ステンドグラスは自然光によって色を付けたガラスを映し出し、モザイク画は色の着いた石をはめ合わせて模様や画にしてしまう。パイプオルガンについても、パイプの太さや長さで空気の圧力を変えて音量、音程、音色を調節するという。どれもなんとも知恵のこもった芸術品です。
建築も同じで、セントポール大聖堂はゴシック様式の建築だそうで、歴史のなかの強者たちが権威を誇示するのにも使われたスタイル。機能性よりも ”見た目の凄み!” に重点を置くという現代の流れからは全く正反対のこのスタイルも、なんとも人間的でいいではないですか。
なんだか固い話になってしましましたが、、、とにかくセントポール大聖堂。アートを楽しみに立ち寄ってみるというのもアリかもしれませんよ。
Cathedral opening hours (入場無料)
Mon - Fri: 8am - 6pm
Sat: 9am - 4pm
Sun: 7.30am - 7pm
アクセス
電車、トラムのフリンダース駅目の前、徒歩1分
ツーリストシャトルバス停留所2番
セントポール大聖堂のオフィシャルページはコチラ
→http://www.stpaulscathedral.org.au/
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Takuya Yumoto
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