21-24 / 87days -荒野へ-
3カ月でオーストラリアを1周する方法
2011年6月16日掲載
写真が趣味の僕は、ワーキングホリデーで渡豪して1年半。目標の一つであったオーストラリア一周の旅をするなら今しかない!山あり谷あり海あり砂漠あり、もうなんでもありのオーストラリアを、生まれて初めてのマイカーで旅した3ヶ月。写真満載で約30回に渡ってお届けします!
Fremantleで迎えた日曜の朝。本日はインド洋に浮かぶ小さな島、Rottnest Islandへ行くことに。バッパーを早めにチェックアウトして近くの港へ行くと、そこには沢山の人が。こんなにも最高の天気だからだろう。往復60ドルのチケットを買い、出港し、30分ほどで到着。
自転車で一周できるぐらい小さい島らしいので、早速レンタル。こんな快晴のもとで海沿いの下り坂を自転車で駆け抜ける。なんて実に爽やかじゃないか!…と思ってたのもつかの間。下る道があれば上る道があるもので…。後半はずっとひぃひぃ言ってました。
とはいえ、久々のサイクリングは楽しくいい汗が流せたのであった。海もきれいだし、この島で一番の目玉、クオッカ(可愛らしい動物)も見れたし。ただ、この島唯一の欠点は、「ロットネスト島」って言いづらいこと。途中から諦めて「ロットネス島」と呼んでました…。
そして次の日は、誰もが知る西オーストラリアの観光スポットへ。Nambung National Park内にあるThe Pinnacles。荒野の墓標と評されるこの風景は、原生林が枯れ、中に堆積した石灰層だけが残ってできた、らしい。よく分からなくても写真を見ればこの凄さが分かるでしょう!
一言で表現するのであれば、「別世界」。それ以外の僕の陳腐な言葉ではこの大自然が霞んでしまう気がします。
ただ、ここで唯一の欠点といえば、それはハエの多さ。想像を絶するハエの多さ。365日でこの日が一番ハエが多い、と言われても納得できるほどのハエの多さでした。そして、それぞれがサービス精神旺盛なのか、ことごとく写真に写りこみにくる。後にここに行った友達はあまり気にならなかったと言うので、やっぱり僕が行った日は一年で一番ハエが多い日だったんだろう。きっとそうだ。
そしてそして、次はKalbarri National Parkへ。パースから北へ約580km。拠点となるのはインド洋に面したKalbarriという町。海沿いではインド洋の青さとごつごつした赤い崖のコントラストが美しい。
一方、内陸部。こちらはNature's Window。その名の通り、赤い岩の真ん中にぽっかりと開いた穴。その下に広がる絶景には思わず息を呑む。言葉で表現するには忍びない大自然。(2回目)
そしてこちらはZ Bend。この大渓谷に流れるマーチソン川の壮大さ。大迫力の風景です。水乾いちゃってるけど。筆舌に尽くしがたいとはこのことです。(3回目)
ただ、ここ、というか内陸の方は暑い!そして熱い!ガソリン代節約という名目で封印している車のエアコン。それよりも暑さで思わず買ってしまうコーラ代の方が高くつく。という冷静な判断を奪うほどの暑さ。
言葉にできない大自然をもつ西オーストラリア。
ますます過酷な環境になってきたけど、全て耐えられるのです。なんたって西オーストラリア楽しいから!!
エミューが道のど真ん中を歩いてたりするしね。
走行距離・・・1268km
総走行距離・・・8925km
コメント