4 / 7days -州都周辺-
3カ月でオーストラリアを1周する方法 【タスマニア編】
2012年7月20日掲載
オーストラリアに来て一年ちょっと。メルボルンに住んで半年ぐらい。目と鼻の先にあるタスマニア、すっかり寒くなる前に行ってみたい!そんな思いから、レンタカーを駆り、タスマニアを1週間で1周した記録を、たくさんの写真と共に全7回で綴ります。
ホバート周辺を巡る一日。連泊することにしたバッパーに荷物を残し、港を目指して車を走らせSalamanca Placeという所へ。車を停めて散歩開始。早速巨大チェス発見!そしてそのすぐ近くにはタスマニアと言えば!のリンゴがいっぱいある果物屋。幸先がよろしいです。
そこから少し歩いてBattery Pointへ。オーストラリアで最も古い住宅地の一つらしい。色とりどりの家々に、歴史と言うよりはオシャレな雰囲気を感じる。ヒンヤリと洒落た空気の中をてくてく歩き、立ち止りファインダーを覗く。なんとも穏やかな時間である。
路地裏を通り、階段を下りると再びSalamanca Place。こちらはこちらで砂のレンガで出来たような建物がナイス。倉庫群をブラブラと歩き、ギャラリーなどを覗く。なんとも素敵な時間である。
この場所で毎週土曜日に開かれるマーケットがすごく楽しいという情報を聞いていたが、今回の日程では厳しいので泣く泣く断念。残念。そんなところで南下開始。車で数十分走り、見えてきたのは塔?The Shot Towerというらしい。早速中へ。中にはなにやらちょっとした博物館的なスペースが。どうやらここは弾丸の製造工場だったらしい。ほぉと数々の説明に一瞥をくれ、より中へ。そして上を見る。光が見える。これは登らなくては。
螺旋階段をひたすら登った地点からは、海に向かってぐねぐねと伸びている道が見えた。いいですねぇ。息を整えながら景色を眺める。それからは螺旋階段をひたすら下り、息を整えながら色を深くしている木々に目を奪われる。いいですねぇ。よし、次へ。
そしてそして、今日一応最後の目的地。Hastings Cavesへ。南へ西へ南へ南へ。最終的には未舗装路を走らされ、レンタカーに薄く化粧を施しながら到着。他の車もみんな同じで、ちょびっと安心。
ここには鍾乳洞があり、一時間おきぐらいに出ているガイドツアーで中を見学することが出来る。分かりやすい英語のガイドを聞きながら神秘的な洞窟内を歩いて回る。非常に分かりやすいガイドであった。が、内容を完全に忘れているため、割愛。本当に分かりやすいガイドだったことだけは覚えているんだけど…。
そしてこの鍾乳洞のごく近くに温泉のようなプールのようなところがあるらしいが、時間が遅く既にclose。残念!出発!
その日の宿が決まっているともなると心はすこぶる穏やかで、帰りの道中でぶらっとカフェに立ち寄ることができる。雨がしとしと降り続く田園風景を眺めながらコーヒーを楽しむこともできる。嗚呼、連泊。
帰り着いたのは雨に濡れたHobartの街。雨上がりの水たまりに伝わるぼぅっとした光が街を神秘的に彩る。雨の夜の街の光。
またしても歴史と自然に満足した一日。
今夜でこの旅最初で最後の連泊が終わる。
明日からはまた冒険である。
いざ!もう半分!