アート地区の中心メルボルン・リサイタル・センター
MELBOURNE建物図鑑
【2011年12月26日掲載】
ユニークな外観でメルボルンの自由な現代建築の風潮を現している『メルボルン・リサイタル・センター』。2009年に完成したというこのメルボルン・リサイタル・センターはアーツ・センターにある『ヘイマー・ホール』に次いでメルボルンで2番目に大きなクラシック音楽ホールだ。
メルボルン・リサイタル・センターのなかには『エリザベス・マードック・ホール』と『サロン』という2つのホールがあり、オーケストラよりは室内音楽に適したデザインになっているという。サウスバンク大通りとスタート・ストリートという大きな通りに面しているため、トラムや車の騒音を消すために、ホールはスチールのスプリングに支えられた厚さ250mmのコンクリートに包まれている。
リサイタル・センターといっても公演はクラシックからモダン、コンテンポラリー、ポップやジャズなどさまざま。手ごろな値段で鑑賞できるコンサートも多数あるので、ぜひラインナップをチェックしてみて。
▲美術館NGVの裏手という少し見つけにくい立地だが、サウスバンクのアート地区を代表する建物だ
▲ユニークなデザインはムーア・スティーブンス公共建築部門でナショナル・アワードをはじめ有名な建築デザイン賞を受賞
▲メルボルン・リサイタル・センターのサウスバンク大通側。もちろんおしゃれなカフェ・バーも併設されている
▲夜ライトアップされたメルボルン・リサイタル・センターもぜひ訪れてみて
メルボルン・リサイタル・センター (Melbourne Recital Centre)
31 Sturt Street Southbank VIC 3006
Ryo
studiomonsoon.com
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