メルボルンの歴史の一部『Immigration Museum』
MELBOURNE建物図鑑
【2012年7月26日掲載】
フリンダース通り沿いにあり、メルボルン水族館やクラウン・プラザの川を挟んで向かい側にある「Immigration Museum」は、オーストラリアの移民の歴史を伝える博物館。前身が関税事務所だったこの建物は、ルネッサンス復興建築スタイルを用いてデザインされた「Long Room」という美しい閲覧室があり、建築学的観点からも重要な博物館として保護されている。
博物館はメルボルン博物館、王立展示館、サイエンス・ワークスを管理する「Museum Victoria」という団体に属しており、前記の博物館はすべて姉妹館にあたるそうだ。特別展示を行うほか、教育プログラムも実施しているという。
▲前身は税関事務所で、移民博物館として開館したのは1998年
▲外観はシンプルで美しく、館内にはルネッサンス風の装飾が施されている
▲移民博物館は常設展示だけではなくさまざまな特別展示も行っている
▲オーストラリアの歴史を知るためにも、いちどは訪れたい博物館のひとつ
Immigration Museum
400 Flinders Street Melbourne VIC 3000
Ryo
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