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イベントレポートreport

SOUND RELIEF

大規模チャリティー・コンサートでBushfire被害者を救え!

2009年3月19日掲載

SOUND RELIEF @MCG
2009.3.14(sat)



雨不足で大変な状況のメルボルンで、朝からまさかの大雨。しかも、こんな大イベントが行われる日に限ってである…何という悪戯であろうか…!
雹かと思うくらい硬く大粒の雨が体を打ち付ける雷雨…本当にこのままイベントは開催されるのかという不安がよぎった。
しかし、そんな悪天候にも関わらず集まったオーディエンス達。通常10万人収容の規模を誇るメルボルン・クリケット・グラウンド(Melbourne Cricket Ground:通称MCG)を埋め尽くす勢いで、シドニーと合わせて12万人の集客に終わった。
日本が誇るビッグイベント“FUJI ROCK FESTIVAL”でさえ、準備に1年を費やしたうえに、あれだけ大々的に宣伝して、それで3日間に及ぶ集客数が過去最高で13万人だというのだから、この数はかなりのものである。



今回このイベントが行われた趣旨は、ビクトリア州で起こった悲劇・山火事と、クイーンズランド州で起こった惨事・大洪水での被害者に対する寄付金を集める為であった。結果、実際に集まった金額は$5,000,000(3億5千万円相当)だというから、このイベントの効果は大きなものだったに違いない。

しかも今回、オーストラリアのアーティストをはじめ、Coldplay、Kings Of Leonといった大物アーティストもギャラ無しで参加したとのこと。世界に名を轟かせる彼等をも賛同させたこのイベントの偉大さは計り知れない。特に、シドニー開催に参加したColdplayのステージでは、ボーカルのクリス・マーティンがステージを下りオーディエンスの中に飛び込んでいくという、ファンにとっては最高のパフォーマンスまでサービスしてくれたのだ。

もちろんオーストラリアのアーティスト達も続々と参加。メルボルンのステージでは、当初のアーティスト・リストには載っていなかったCrowded House featuring Tim Finn and son Liamや、オーストラリアが誇るビッグアーティスト・Kylie Minogueの登場、オーストラリアの政治家でもあるPeter Garrett 率いるMidnight Oilのステージ等、息吐く暇も与えない充実した内容となった。



音楽的観点でこのイベントを見てみると、本当にこの価格($75)でこのアーティスト達を見る事が出来るのか?!というほどの豪華な顔が名を連ねる。
そのメルボルンのステージに参加していた中で、観客席でひときわ大きな歓声があがったのは、Jack Johnsonの登場時だったような気がする。勿論どのアーティストの際にも大歓声がわき、そしてオーディエンスが一団となり大合唱が始まったのであったが、彼の際にはそれが際立って聞こえた。きっと、彼を目当てに会場に足を運んだファンも多いはずだ。

全てのアーティストの音に関して述べたいことは山ほどあるのだが、なんせこの大人数、この内容…それをこのスペースで表現するのは不可能である。
ただ、その名だたるアーティスト達が一つの目的に賛同し、このオーストラリアに集結した事実は知っておくべきである。

会場に集まったオーディエンスの層は多種多様。その要因はきっと、参加アーティストの影響であろう。下は10代の学生から上は60を過ぎた方まで、実に様々な人々が音を楽しみ寄付金を提供した。



話は変わるが、この大きなイベントの他にも、あの2月7日以降には様々なチャリティーコンサートやイベントが開催されている事はご存知だろうか?その数は20を越えるとのこと。今回のイベントは参加し損ねたが、自分も何か役に立ちたいと感じた方は、そんなイベントに参加してみるのもいいかもしれない。

今回のイベントでは、オーストラリアの人々のみならず、参加アーティストによる真の支援精神を見ることができた。
その皆の気持ちが無事に被害者に届いてほしい。
そして何よりも、今回の惨劇で命を落としてしまった多くの人々のご冥福、家族や友を失ってしまった方々の心の回復を願うばかりである。


『SOUND RELIEF』に関しての詳細は

http://www.soundrelief.com.au

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