“Welcome to the RIGHT side.”
ホルムスグレンの生徒たちによる卒業展示会
先日、Holmesglen Institute TAFEのGraphic Designコースの学生による卒業展示会が開催された。
生徒によるインビテーション
オープニングパーティには、生徒の家族や友達、デザイン業界の関係者など、150人ほどが集まった。
生徒達の作品を展示するとともに、彼らが授業を受けていた環境を紹介するというもう一つの目的を果たすべく、
展示はすべて学校の教室や廊下の壁。
小さな通路内にまで、所狭しと作品が展示されていた。
特設バーカウンターでは、KIRINがスポンサーとなり、恵みビールが無料で配られた。
2年間の作品を、生徒自身も思い思いに堪能。
大学とは違い、TAFEではクラスが15〜6人と少人数なので、先生との距離が近い。
同じメンバーで毎日一緒に授業を受けるので、それぞれが刺激を受け合いながら成長していく。
別の教室では、生徒達の写真を集めたスライドショーも放映され、観ていた先生達が思わず涙してしまう場面もあった。
パーティ半ばには、参加者が1つの教室に集められ、生徒を表彰する授賞式が行われた。
受賞者は、『Ron the Zookeeper(2007)』の監督でありクレイアニメーターの、Darcy Prendergastさんにより発表された。
Copyright © Darcy Prendergast
授賞式終了後には生徒の代表から先生へ、感謝の花束が贈られた。
あっという間の2時間だったが、2年間の苦労と努力を盛大に祝うことができただろう。
毎年11月から12月にかけて、多くの大学やTAFEのアート系のコースが卒業展示会を行うので、
この機会に学生の自由な作品を見に行くのも、いい休日の過ごし方になるかもしれない。
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