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Under an Eastern Moonコンサート

Chinkon(鎮魂)

2011年9月2日掲載
 

2011年8月27日、Melbourne Recital Centreにてコンサート「Under an Eastern Moon」が行われた。Multicultural Arts Victoria、Melbourne Recital Centre、Music Deliによって贈られたこのイベントでは、アジアの伝統文化に影響を受けたさまざまな音楽が各国のアーティストにより披露された。

オーストラリアでの「琴」伝授のパイオニアであり、the Sawai International Koto Schoolの代表である小田村さつきさんが、メインパフォーマーの一人として演奏。
当日は、日本からこのコンサートのために駆けつけたというメンバーを率い、さまざまな想いを込めて演奏された。
コンサートへの想いを、小田村さつきさんに伺った。


DWV Photography

テーマは「Chinkon(鎮魂)」。

「骨を埋めるとは、どういうことか。」
私たち(琴奏者:小田村さつきさん、フォトグラファー:金森マユさん、舞踊家:浅野和歌子さん)は、オーストラリアにおける日本人移民史を伝えるべく、「In Replace」というプロジェクトに取り組みました。
初めは、日本人移民としてオーストラリアで骨を埋められた方々への「供養」の念を込めて、オーストラリア国内の日本人墓地で儀式をしていました。琴、写真、ダンスの融合と、アーティストとのコラボレーションによる鎮魂の儀式です。
しかし、現地の方々にお話を伺ったり、活動していく中で、私たちに心境の変化があったのです。「これは亡くなった方々への供養だけではない。歴史あっての今・・・今を生きている人々が、希望を持って生きられるように。」という願いを込めて演奏することに、自然とつながってきました。その様な思いがあった為、今回このコンサートの話をいただいた時、この曲を演奏しようと思ったのです。日本へ「Chinkon(鎮魂)」を捧ぐことを決めました。「生きる希望」を。
 


DWV Photography

コンサートそれ自体からも、言魂(ことだま)ならぬ音魂(おとだま)が感じられた。繊細な中に力強さのある音が響き渡り、真心込められたダンスパフォーマンスに目を奪われ、時間も忘れてしまうほどだった。

インタビューの際、小田村さんに鎮魂の言葉の意味を尋ねた。
返ってきた答えは、「それは言えない。みなさんがそれぞれに、この言葉の意味を感じてくださったらうれしい。」というもの。
辞書には載っていない「Chinkon(鎮魂)」・・・小田村さんの心のやさしさが、コンサートはもちろん、その一言にもにじみ出ていた。


 

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