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SAKE DINNER at KOKO イベントレビュー!

メルボルンで食す本格、和の酒ディナー!

3月5日、FOOD & WINE FESTIVALの一環として行われたCROWN 内の和食レストランKOKO、SAKE DINNER。

去年までの2年間は、ミシュラン三ツ星シェフ幸村 純氏を日本から迎えイベントをこなしていたが、今年はKOKOスタッフ自らが作るイベントとしての挑戦を果たした。

今回のコンセプトは日本酒と懐石料理。
お酒は日本から迎えた酒造、「あさ開」のお酒で全て揃えられた。
「あさ開」は明治4年創業。米、水、技に恵まれた地での酒造りを長きに渡り育み続け、百三十有余年たった今も酒の里・岩手を代表するブランドとして地元で、全国で、海外でも高い評価を得ている。近年、ここオーストラリアでも「あさ開」のお酒は大人気。

イベントを盛り上げるのは、KOKOの酒ソムリエのDavid Sooと羽生幸以さんに加え、メルボルンでの酒マスターとしてひっぱりだこの前田幸俊氏、「あさ開」からは高尾良彦氏。
そして料理は、KOKOの石塚シェフのルーツである加賀懐石を用意した。

 

 

会場前には、只野徳子さんが三味線の演奏で日本らしい雰囲気を盛り立て、KOKOのイベントが開演した。
この日用意されたお酒は全部で7つ。中でも人気だったのは「あさ開 生貯蔵酒」。飲みやすい中にも、キリッとしたフレッシュ感が栄えるお酒。前田氏の説明もいつもながらに熱を帯びる。

 

料理も同様に7種類。こちらではなかなか食すことができない珍味もいくつかあり、オーストラリアで食べる懐石料理ならではの面白い組み合わせや、加賀懐石の郷土食材、金時草麺やへしこなどもうまく盛り込まれており、おトク感ばっちり。

 

 

今回、料理とそれに合うお酒をそれぞれ選び、料理の個性と酒の味わいの面白さを感じるには最高のロケーション。
日本の伝統と、その日本人が大切に守り続ける食・酒の文化。
KOKOのイベントはまさしくそれに重きを置いての第一歩。次回がもしあるならば、さらに酒の面白さ、オーストラリアにはない日本食の豊かさ、そして日本の彩り深い芸能と、全てを深めて行って欲しい。

文・写真:maruyo

 

KOKO

Level 3, Crown Towers (8 Whiteman St, Southbank)
03 9292 6886 (予約受付番号)
www.crownmelbourne.com.au/koko
Lunch : Mon to Sun: 12 noon – 2:30pm
Dinner : Sun to Thurs: 6:00pm – 10:00pm
Fri and Sat: 6:00pm – 10:30pm


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