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KVBメルボルン カスタマーサービス 森谷 聡一氏 インタビュー

気になる“お金”を扱うプロに話を聞く!

2009年6月26日掲載

【プロフィール】
森谷 聡一 Soichi Moritani
東京都出身
日本で大学卒業後、ワーキングホリデーで初渡豪、日本に帰国後、不動産会社に勤務。
オーストラリアに留学で再渡豪。
学業終了後NSW州のウーロンゴンの無線機器メーカーに勤務。
メルボルンに移住し現在に至る。
趣味は料理。

インタビュアー:長谷川 潤、武吉 恵理

 

--まずは森谷さんがKVBに入社されたきっかけを聞いてもよろしいでしょうか?

以前より金融に興味があり、メルボルンで金融関係の仕事を探している時に偶然求人を見つけました。

 

--日本で? それともオーストラリアですか?

オーストラリアです。以前ワーキング・ホリデー・ビザでとメルボルンに住んでいました。その時のメルボルンの印象が非常に良かったので、いつの日かまたメルボルンに住めたらいいなと思っていました。

 

--KVBに入ることが決まってから、オーストラリアに戻ってきたということですか?

いいえ。ニューサウスウェルス州のウーロンゴンで学校卒業後2年程エンジニアの仕事をしていましたが、以前印象の良かったメルボルンに住みたいという希望と興味のある金融業界に転職したかった為にメルボルンに移り住みました。

 

--ではメルボルンに来て初めて就いた仕事がKVBさんですか?

そうです。メルボルンに来て金融の仕事を探したところKVBに出合いました。そしてもう2年以上経ちます。

 

--KVBは日系企業ではないですが、そこで何かギャップなどありますか?

やはりありますね。日系企業ではないので、ビジネスの進め方が違います。外資系の会社は合理的で話がとてもダイレクトだと思います。当社では中国人のクライアントが多いのですが、中国の方はアグレッシブでお金を作る事に前向きなのに対し、日本人のお客様は安全性、信用、マナーに重点をおく傾向にありその辺の違いも興味深いです。

 

--KVBさんのマーケットの比率は?

8割方中国マーケットですね。メルボルンの日本人人口が1万から1万5千人に対し中国人人口は20万人以上ですので自然に中国のお客様が多くなりますね。

 

--日本マーケットの感触はどうですか?

メルボルン・オフィスは他のオフィスと比べまだ若い支店なのでまだ浸透できてないというところがあります。

 

--メルボルンと他にはどちらにオフィスがあるのですか?

オーストラリアではメルボルンとシドニー、本社はニュージーランドにあります。中国内では香港、北京です。そしてカナダのトロントにも新しく出来ました。

 

--KVBさんは口コミがすごく多いですよね。KVBさんの魅力ってなんだと思いますか? やはりレートの良さでしょうか?

それが1番の強みだと思います。お客さまにとってレートが良いというのは非常に重要ですよね。また日本語によるサービスをご提供できることも強みだと思います。おっしゃって頂いたように口コミでご利用頂く方が多いというのは実際に当社をご利用され満足された結果だと思いますので、非常に嬉しいですね。

 

--なぜそこまでレートが良いのですか?

いい質問ですね。まずひとつは取扱量が非常に大きいということです。外国為替だけに特化し、量があるのでいいレートで仕入れができます。よって、安く薄利多売ができるわけです。あとはレートの出し方に違いがあります。他の金融機関と違って流動レートを採用しているので、普通の銀行よりレートが良いのは間違いないですね。あとは手数料も無料なので現金両替などは特にお得ですし、差が出てきます。極端な話、何億という巨大な額の際は、銀行側が極端に良いレートを出す可能性があり負けることもあるかもしれないですが、一般的には負けることはないので、自信を持ってお出しできます。

 

--このレートで提供して、まわりの競争相手から厳しい目で見られたりすることはありますか?

銀行が金融危機以来、本業での利益が取りづらくなっているので、為替のほうにも力を注ぎ始めた傾向がありますが良いレートで日本語でのサービスを提供しているので競争相手は苦戦している事と思います。

 

--為替のプロから見たオーストラリアドルの今後を聞いてもよろしいですか?

僕も知りたいですね!為替市場は各国のファンダメンタルズ、株価、地政学的な要因そして人間の心理で動くので最新の情報を更新していく事が必要ですね。先が読めないっていうのが為替の面白いところだと思います。

 

--最初はワーキング・ホリデー、そして今はビジネスマンとして働いていらっしゃるわけですが、お客様など、若い方を見てどう思われますか?

最近の若い方は目的意識がはっきりしている人が多い気がします。自分はそうではなく過程から目的を見つけた感じがあります。それはそれでよかったのかもしれませんが、若い時期からはっきりした目的意識を持っている事は非常に良い事だとおもいます。

 

--森谷さんが若い頃描いていた夢はありますか?

僕は今まで大きな夢を持ったことはないですね。ただ仕事もそれなりにこなせて家庭も大切する人間になりたいとは常に考えていました。日本では東京で不動産会社の営業をしていたのですが、それはとても過酷なものでした。当時は結婚もしていなかったし、仕事にもやりがいを感じていたので、それを苦にすることはあまりありませんでしたが、将来家庭を持ったときこのような状況ではとても仕事と家庭のバランスの維持は無理かなと考えました。これがオーストラリア移住を決めるきっかけとなりました。

 

--近い目標で何か森谷さんがしたいことはありますか?

こちらに来ている外国の方は両替せざるをえないですよね。ですので、特に日本人の方は全員KVBを使っているというぐらいのシェアを獲得したいですね。本当にそれぐらい魅力あるレートとサービスですし、使って得はあっても損はありませんので。

 

--仕事のこだわりはありますか?

こと外貨両替、海外送金にかけては銀行以上にクオリティーの高いサービスを提供することを心がけています。これは決してレートを良くするということだけではありません。外国為替業務というのは非常に正確さとスピードが要求される仕事です。経験のある方も多い事と思いますがオーストラリアでは銀行であっても間違いが多いですし、こちらが気付くまでそのままなんていう事がありますね。KVBでは、特にそういうことは一切無いように細心の注意を払うようにしております。

 

--びっくりしますよね、銀行でチェックを三枚入金しようとしたら裏紙に暗算書いてこれでいいよね? とか言っていたり。電卓ぐらい使えばいいと思うのですが…。

本当にありますよね…入金したら違うところに行っていたなど。当社は送金がメインですが、ごくまれに日本に送金した際にに何かしらの理由でお金が入金できない事があります。オーストラリアの銀行ですと、一旦送金した後はそのままにされる事もあリえますが、KVBではそれはありません。また、われわれは日本の銀行のシステムも熟知していますので、大抵直ぐに問題点を把握し解決することができます。もちろん日本語が使えますので、相手先銀行にも直ぐに照会ができます。確実かつ最短で入金される様に最善を尽くしますのでご安心下さい。信用第一ですね。

 

--では最後に一言お願いします。

是非KVBを御利用いただきたいです。良いレートだけでなく期待を裏切らないサービスを提供する自信がありますので。送金だけに関わらず、現金両替も他の所に比べて本当に差があります。特に日本人の方は「100%KVBで両替」このキャッチフレーズで決定です!


KVB Kunlun Pty Limited メルボルン・オフィス
Web:www.kvbkunlun.com/jp
営業時間:AM9:00-PM5:00(土日祝日除く)
住所:Level 38, 120 Collins Street, Melbourne VIC 3000 Australia

電話:+61-3-9660-1886(日本語直通)
Fax:+61-3-9660-1889
Email:jpmel@kvbkunlun.com

◇KVBによる海外円建て送金とは?

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