「メルボルンに住もう!」がスタートしました
メルボルンの暮らしをより充実!
2010年2月2日掲載
Go豪メルボルンのリニューアルにあたり、「メルボルンに住もう!」がスタートしました。
このコンテンツでは、メルボルンに住みたい方、既に住んでいる方へ有益となる情報、またオージーのライフスタイルのあれこれをお届けしていきます。
お伝えする内容は以下を予定しています。
♦オーストラリアってこんなところ
♦私のビザ取得体験談
♦オージー的ライフ
♦オーストラリアのエコ生活
1回目は、メルボルンで見受けられるオージーのBBQライフについて。
メルボルンは、ヨーロッパ、アジア、中近東、中南米、アフリカなど数多くの民族で成り立った移民の都市。
オーストラリアの料理は?と聞かれると各民族の料理を思い浮かべるだけで、オーストラリア独特の料理というものは無い。
その中で唯一、BBQは、オーストラリアを代表する料理といってよい。
BBQ道具を結婚式の道具として新婚家庭にプレゼントする風習もあるほど。
新婚家庭は、人生を通してBBQ道具を買い揃えていくのも人生のたしなみのひとつ。
19世紀の中ごろ、英国に住む人々がオーストラリアへ移住する大きな魅力は、肉が腹いっぱい食べられたこと。他の生活水準は無視しても、英国の約4倍の肉が食べられたそうだ。
広大なオーストラリア大陸に住む人々にとって一番手っ取り早い楽しみは、大自然の中で、好きなお肉をたくさん食べて飲んで騒ぐこと。オーストラリアらしい姿だ。
ヤラ川や、市内のあちこちに広がる公園では、春夏秋冬を問わず、BBQをやっている人々を見かける。
メルボルンの公園には必ずといっていいほど電熱加熱式のBBQテーブルが設置してあって、全て無料。シドニーでは有料というので、メルボルンの方がよりBBQに対する気持ちは強い。
政府がBBQ禁止条例などを出したら、のんびりしたメルボルンっ子も反乱を起こすに違いない。
本格的に、テーブルや椅子を用意して、テーブルクロスを敷いてワイングラスに食器まで揃える本格派もいる。
しかし大半は、その日の気分でスーパーやコンビニで簡単にワインや食べ物を買い揃えて、少人数でお手軽に楽しむのが一般的だ。
特に大騒ぎもせずにのんびりとBBQを楽しむ人々は、リラックスしたメルボルンっ子やオージーを代表する姿だ。