Chris Judd - Carlton Football Club

カールトンのキャプテンは、AFLで最も有名かつ偉大な男だ。

2009年6月26日掲載

Chris Judd - Carlton Football Club

AFL（Australian Football League） Round 13 - Carlton vs Essendon

27th June, 2009 @ MCG

◇試合の結果◇
Carlton　67（9.13）
Essendon　136（21.10）

カールトン対エッセンドンの伝統の一戦は、約9万人の観客で埋まった。

Canon EOS 5D MarkⅡ　1/2000秒 　絞りF2.8　マニュアル露出 ISO感度 2500　
AWB 画質圧縮率 JPEG　レンズ EF400mm f/2.8 IS USM

 

Chris Judd（クリス・ジャッド　背番号5）
　カールトン（通称ブルーズ）のキャプテン。ミッドフイルダー。現在のAFLで最も優れた選手と云われる。また最も有名な選手でもある。The Age、Herald Sunなどメルボルンの各誌は、シーズン中は必ずAFLの話題を載せる。その中で、クリス・ジャッドの名前が出ない日は無いと云ってよいほどだ。カールトンは、ウェスタン・ブルドッグス（Western Bulldogs）を含めると第2グループにつけている。ジーロング・キャッツ（Geelong Cats）、セントキルダ・セインツ（St. Kilda Saints)のトップ2強以外の選手ででこれほど名前が出るのは他にはいない。

　

　1983年9月生まれの26歳。メルボルンのコーフィールド（Caulfield）生まれ。189cm、85kgのAFLでは平均的体格。ウエスタン・オーストラリア州パース（Perth）の強豪ウェスト・コースト・イーグルス（West Coast Eagles）に入団し、2002年にデビュー。　2004年には、ベン・カズンズ（キャプテン）の下で、AFLで最も権威がある賞であるブラウンロー・メダルを受賞している。クリス・ジャッドが最も輝いたのは、2006年。

　ウェスト・コースト・イーグルスのキャプテンとして2006年のグランド・ファイナルで優勝した。レイマシューズ・トロフィー、ノーム・スミス・メダル（Norm Smith Medal）、オール・オーストラリアン（All-Australian）、クラブ・キャプテン賞など数々の賞を受賞している。

　

　2008年にカールトン・ブルーズに移籍した。クリス・ジャッドの弱点は、けがが多いことだ。手首、両肩、足の付け根など満身創痍だ。ラウンド12のセントキルダ戦ででクリス・ジャッドは、鼻の骨を折っている。最近のプレーに若干、精彩を欠いているのはまだ怪我が治っていないせいだ。

カールトンには、ブレンダン・フェボラ（Brendan Fevola）という強力なキッカーがいる。現在、フェボラは、ゴール数43で、リーグトップを走っている。クリス・ジャッドはまだ26歳と若く、この二人に若い選手がついてくれば、来年は有力な優勝候補になりうる。

　

＜受賞歴＞
Brownlow Medal（2004）
John Nicholls Medal（2008）
All-Australian Captain（2008）
Carlton Captain（2008 & 2009）
Victorian State Representative（2008）
West Coast Eagles Club Champion（2004, 2006）
 Runner-up Club Champion（2003, 2005）
3rd Club Champion（2002）
All-Australian（2004, 2006, 2008）
International Rules Series（2002）
AFL Players Association MVP（2006）
Norm Smith Medal（2005）
West Coast Eagles captain（2006 & 2007）
West Coast Eagles premiership player（2006）



●AFL Official Site
URL: http://www.afl.com.au/

●Carlton Football Club
URL: http://www.carltonfc.com.au/

●Essendon Bombers
URL: http://www.bombersfc.com.au/