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ロジャーフェデラー優勝!!

全豪オープン男子シングルスは、やはりこの人!!

2010年1月31日掲載

 本戦からでも2週間の長丁場になるグランドスラムも、今日で最終日を迎えた。男子決勝は、第一シード(世界ランク1位)のロジャー・ ロジャー・フェデラー対第五シード(世界ランク5位)アンディ・マレーの戦いとなった。28歳のベテラン フェデラーと22歳の新鋭 マレーの新旧の戦いでもある。
 

2010年1月31日(日) 
ロジャー・フェデラー Roger Federer vs
アンディ・マレー Andy Murray
オーストラリアオープン
男子シングルス決勝
Australian Open Tennis
メルボルンパーク Melbourne Park

オーストラリアン・オープンのセンター・コートであるロッド・レーバー・アリーナの天井は、最初から閉ざして試合はスタートした。気温は30度ほどで湿度が高く蒸し暑さがあった。フェデラー、マレーともにかなり汗だくでのプレーとなった。

ロジャー・フェデラー
スイス バーゼル出身。オールラウンド・プレーヤー。身長185cm、体重80kg。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。

4大大会最高成績・シングルス
全豪 優勝(2004・06・07・10)
全仏 優勝(2009)
全英 優勝(2003-2007・09)
全米 優勝(2004-2008)
優勝回数 16(豪4・仏1・英6・米5)

6人目のキャリア・グランドスラム達成。
グランドスラム16勝は、歴代1位。

 フェデラーの今大会

1回戦は、ロシアのIgor Andreevを3-1, 2回戦は、ルーマニアのVictor Hanescuを3-0,
3回戦は、スペインのAlbert Montanes ESP (31) を3-0, 4回戦は、地元の英雄、レイトン・ヒューイットを3-0, ベスト8は、ロシアの世界ランク6位のニコライ・ダビデンコを3-1, 準決勝ではフランスの世界ランク10位のジョー・ウィルフリード、ツォンガを3-0で破って決勝へ進出。圧倒的な勝ち方ではないもののフェデラーらしい強さとうまさを兼ねもったオールラウンド・プレーで危なげなく勝ち進んだ。

 勝てば 1936年にFred PerryがUSオープンで勝利して以来、74年ぶりに英国にグランドスラムの勝利をもたらすアンディ・マレーに対する英国連邦の一員であるオーストラリアの応援は大きい。
アンディ・マレーのテニスも、オールラウンドタイプで、基本的にはフェデラーと同タイプ。そうなると若さのマレーに対して、経験のフェデラーとなり、マレーの不利は、明らか。

 今日の試合結果。
R.Federer (1) 6 6 7
A.Murray (5) 3 4 6

フェデラー3-0のストレート勝ち。

フェデラーは、ラファエル・ナダルや、ファン・デル・ポトロのような強力なフォアハンドを持つパワー型ベースラインプレーヤーをどちらかというと苦手としている。しかしパワー型のナダル、デル・ポトロは、今年の全豪でも早い段階で敗退している。やはりオールラウンド型が一般的には勝ち残る可能性が高いことが証明された。

 今年のグランドスラムは、まだ始まったばかりだが、28歳のフェデラーの全盛時はもう少し続きそうだ。ナダル、ノバク・ジョコビッチ、デルポトロ、アンディマレー、ニコライ・ダビデンコの上位陣の厳しい戦いが続く。
JWツォンガ、フェルナンド・ベルダスコなどの中堅どころも充実している。
フェデラーの後継者は、誰で、それは何時か?2010年中に起こるのか?
今年も世界の男子テニスからは目が離せない。

アンディ・マレー Andrew "Andy" Murray
出身:英国スコットランド・グラスゴー
生まれ 1987年5月15日(22歳)
身長 190cm
体重 84kg
バックハンド 両手打ち ハードコートを得意とする。あだ名は、英国の貴公子
端正な顔立ちとエレガントなスタイルのテニスは、若い女性に人気。
グランドスラムの優勝経験は無いが、2008年全米オープンで準優勝。
フェデラーと同様に天才肌だが、フィジカル面が弱いとされていたが、近年、フィットネスに力を入れている。オールラウンダー、ボレーやネット際など小技も得意。

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