メルボルンでダイビング!!第③回
メルボルンでダイビング・ライセンス取得~ボート・ダイブ編~
【2011年7月29日掲載】
メルボルンでダイビング!!第①回 ~準備編~はこちら
メルボルンでダイビング!!第②回~プール編~はこちら
待ちに待ったビーチ・ダイビングとボート・ダイビングの週末。
ビーチ・ダイビングのロケーションはBrighton、ボート・ダイビングはPort Seaに決まりました。
14℃という温水プールよりも格段に低い海水に、厚さ7mm(上下が重なる部分は14mmになるので案外暖かいです)のウェットスーツで臨みます。
ギアをすべてセットし、腰まで浸かるくらいのところにきたら、バディ(ダイビングではパートナーのことを「バディ」と呼びます)の助けを借りてフィンを装着。
さらにシュノーケルで水面下をチェックしながらダイビングができる水深があるところまで泳ぎます。
波に逆らっての水泳なのでひと苦労。頑張りすぎると冷水で脚が攣ってしまう危険もあるので、遅れを取っても焦らずに。インストラクターが常に気を配っていてくれるので大丈夫です。
3mほどの水深のところまできてやっと潜水開始。
インストラクターが錘とブイを降ろし、水面下に伸びるロープに沿ってゆっくりと潜っていきます。少し潜ると水面よりもずっと水の動きは穏やか。太陽の光も充分に届き、意外と明るくて快適です。ここでプールで練習したことをひとつひとつ復習します。プールの真水でなら少しくらい水を飲んでも平気ですが、うっかり海水をたくさん飲んでしまうと呼吸を整えるのに時間がかかるので、落ち着いていきましょう。
復習を終えてからは海でのダイビングに慣れるために潜水遊泳をすることができます。
水深5mに達するまでスロープ状になった水底に沿うようにして泳いでいきます。
驚いたのが、ウニの多さ。海底がまさにウニのカーペットです。ほかにも、両手のひらを合わせたよりも大きな巨大ヒトデ、岩陰に隠れていたフグなど、いくつかの動物を見ることもできました。
翌日のボート・ダイビングは、Portseaと対岸Queenscliffとのあいだのダイビング・スポットまでボートで向かいます。10~15分ほどかかるので、船酔いの可能性がある方は事前対策を忘れずに。インストラクターにも伝えておくとよいでしょう。
ボート・ダイビングは、海岸でのダイビングとは違って直接ダイビング・スポットにアクセスすることができ、また10m以上まで潜ることができるので、いろいろな魚やカニ、タツノオトシゴ、イソギンチャクや運がよければアザラシなど、もっとたくさんの海洋生物に遭遇するチャンスがあります。
無事テストをクリアできればコース卒業。あとはダイビング・ショップで登録を済ませ、ダイビングの記録を「ログ・ブック」という記録帳に残してもらえば完了です。
PADIに情報が送られ、1週間ほどでダイビング・ライセンス・カードを受け取ることができます。
これでどこでも公式にダイビングができるオープン・ウォーター・ダイバー。
メルボルン近郊だけではなくケアンズやパース、さらには海外インドネシアやフィリピン、オセアニア諸島などなど世界中のダイビング・アドベンチャーに乗り出しましょう。
コメント- ダイビング大好き (2011-08-01)
- PADIアドバンスを持っていますが、メルボルンではダイビングする機会がめっきりなかったので、この記事を見れてなんかうれしくなりました。メルボルンでもダイビングがやりたいです!!
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