スディルマンカップ2017に臨む日本選手団、クィーンズランド上陸
試合前日会見
2017年5月12日 掲載
女子ダブルス世界ランキング1位の“タカマツ”ペアこと高橋礼華、松友美佐紀を含む、世界の一線級で活躍する16名の選手からなる日本選手団が、いよいよ、決戦の地を踏んだ。
18日早朝、ブリスベン国際空港に到着した選手団ならびにコーチ、スタッフは、現地メディアや日本コミュニティのコミュニティ・アドバイザーらの歓迎を受けた後、バスに移乗して決戦の地ゴールドコーストへと陸路移動した。
コミュニティ・アンバサダーとして選手を迎えた元ゴールドコースト日本人会会長の平野尚道氏は「当地の日系コミュニティを代表して、日本代表チームの来豪を心より歓迎したい」とコミュニティとしての歓迎の念を表した上で、「ドイツとマレーシアと戦う予選リーグの試合に多くの日本人が応援に行くように盛り上げていきたい」と語った。
日本代表 試合前日会見
奥原希望選手、朴柱奉(パク・ジュボン)監督
ゴールドコーストで開催されるスディルマンカップ2017の開幕まで、後1日と迫った19日、リオ五輪銅メダリストの奥原希望選手と朴柱奉(パク・ジュボン)監督が、明日のドイツ戦の前日会見でメディアの質問に答えた。
奥原希望–日本代表 女子シングルス
―今大会の意気込みは。
奥原希望(以下・奥原):「前回大会(15年)は2位に終わったので、今回はぜひ勝ちたいとの思いで望んでいる。数人の新しいメンバーが入っているが、チームとして大きな期待をしている。彼らがベストのプレーが出来れば、一番良いポジションで大会を終えることもできると思う」。
―大会への準備は順調ですか。
奥原:「前回大会は、肩を故障していてベストではなかったが、今回は体調面も順調で前回より良いパフォーマンスを見せられると思う」。
―チームメイトの山口茜選手とは国際大会では、良いライバル関係で共に世界ランキング10位内で競い合っていますが、今大会の準備では協力し合っているのですか。
奥原:「そうですね。スディルマンカップは、国別対抗の団体戦なので、当然ながら、チームとして特別な準備を一緒に行っている。私たちは良いライバルとして、共に成長できる」。
―在豪の日本人・日系人ファンへのメッセージを。
奥原:「日系コミュニティの方に良い結果をお届けできるのを楽しみにしていますので、ぜひ、会場に応援しに来てください」。
朴柱奉(パク・ジュボン)監督:
―どの国を警戒しているか。
「中国は前回大会のように圧倒的に抜けているという感じは無いが、それでも最強には違いない。デンマークも単複どちらも強いのでかなりチャンスがあるのではないか。でも、日本も劣っているわけではないし、この大会は何が起こるか分からない」。
スディルマンカップ 2017、熱戦はもうすぐそこに。
同大会の詳細は、大会公式ウェブサイトにて、www.sudirmancup.com.au
日本代表チーム 予選グループ日程
1. 2017年5月21日 日曜日 午後6時 日本 vs ドイツ
2. 2017年5月24日 水曜日 午後6時 日本 vs マレーシア
チケット購入は ticketek にて http://premier.ticketek.com.au/shows/show.aspx?sh=SUDIRMAN17
日本コミュニティのバドミントンファンクラブへの登録は、以下にて。
www.culturalpulse.com.au/badmintonfans
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