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長谷川総領事離任

3年間、お疲れ様でした。

長谷川総領事のフェアウェル・リセプションがトゥーラックの総領事公邸で10月5日に行われた。
ティム・ホールディング・ビクトリア州大臣をはじめ、150人の来賓が参加した。

まずは、長谷川総領事のスピーチ。

冒頭で豪州と日本の戦略的パートナーシップの重要性を強調。
また、約3年間のメルボルンでの仕事の内容やオフの過ごし方などをユーモアを交えて紹介した。

長谷川総領事は開かれた領事館を目指し、数え切れない公式・非公式イベントに参加した際の苦労話も話した。
プライベートではオーストラリア・ワインを好み、そのエピソードなどを紹介した。

スピーチの最後には、感極まって涙ぐむ場面も。
総領事がいかにメルボルンを愛していたかが伺え、出席者の共感を誘った。

 暖かいスピーチをされたティム・ホールディング・ビクトリア州水資源・財政・観光・主要行事大臣大臣。
(感激のおももちの長谷川総領事)
忙しい公務の中、親しい長谷川総領事の為にかけつた。

ティム・ホールディング大臣は、長谷川総領事が日本と豪州/ビクトリア州との関係のさらなる強化に貢献したことを賞賛した。

長谷川 晋 (Susumu Hasegawa)

昭和30年10月14日生。青森県出身。
戦争と平和、安全保障の問題に関心を持ち、外務省へ入省。その後、自ら希望し防衛庁に出向(課長)経験も。フランス、イスラエル、タイでの赴任を経て、2007年12月、在メルボルン日本国総領事として赴任。10月9日付で離任。

撮影:板屋雅博 itaya@iprimus.com.au

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