Logo for ane

ANE E-News Dec 2011-001

1) 新役員が 選ばれてから ANE の 会員の皆様にどのようなサービスが提供できるか考えてきました。

<食> を 考える : <健康にいいもの> <子どもたちや 高齢者に安全な食べ物> <自然に近いもの> <看護や 介護に必要な食事> <日本の伝統的 お母さんの味を 子どもたちに伝えよう> <糖尿病 腎臓病 高血圧 でも美味しくたべらる研究>  いくつかのテーマを 2012年には 考えて行きたいと思っています。

この件を 含め 日本食品 食材輸入販売 の ダイワ フードさんに ご相談にうかがいました。ANE の 企業スポンサーの 承諾をいただき 会員の共同購入をはじめ 来年企画の メルボルン市の 食講座 ワークショップ参加の際にも ご協力をお願いすることになりました。

まだ オーダーのとり方 配達の仕方 日系人とは限らずほかのCommunityをお誘いできるか?お一人住まいの方には バルクではなく 小分けにする ボランテイアも必要なので  その他 話しをつめていかなければなりません。

学生さん WH 企業戦士 の方の中にも 時間がないから Take Away 料理ばっかりだったり Diet をしすぎていると 70歳 80歳まで 健康ではいられないかたを 見かけます。<食>を ないがしろにしては 元気な「新老人」には なれませんので ご用心ください。

1月には 看護食 ふくなおの美穂社長が こちらにいらして ふくなおの 調理の研究会もしてくださる予定ですが (1月末の予定ですが まだ 日にちは未定) 日本食の原点から 健康によいたべもの を 量より質 (腹八分目)で 健康で長生きできる ように みんなで考えて行きたいと思います。

Sub-Committee を 作りますので ご興味のある皆様は 事務局までご連絡ください。 

2) 資料 認知症の実例のご紹介: 

Dementia 認知症  Case Study  By Rachel Hills    Sunday Ageの記事より

Case 1  : デイー  30歳の場合

”認知症だとお父さんが言われたとき 死亡の宣告を受けたように感じました。”
お父さんは数ヶ月前に 認知症だといわれましたが ほかの人が気が付くずーと前に私は気が付いていました。私が 「もしかしたら。。。。」というと ほかの人たちは「そんなことはないわよ。」と否定しました。

一番初めに気が付いたのが お父さんが ズボンを火をつけようと思ってマッチで焦がしてしまった と言ったときでした。お父さんはそのころは 電子レンジしか 調理に使っていなかったので マッチを使ったら家を火事にしてしまうところでした。 本人が「認知症かもしれない。」と心配するときが 本人にとって一番つらいときかもしれません。

本人が忘れてしまったのか 忘れてしまった振りをしているのか?それでさえ わかりません。認知症の例を知っていても自分の親の場合はまた別で 私がどう考えるか お医者様がどう診断するか 話が通じているのか -わかりません。その症状がありそうだと思ったら お医者様に相談するか 後見人の必要性などを弁護士さんに相談なさるのがいいでしょう。 遅すぎるよりは事前に準備をなさったほうがいいでしょう。

Case 2 : イボンヌ  65歳の場合

”もし わたしが認知症についてよく知っていたら もっと やさしくしてあげられたでしょう。”

私の母は2004年 7年前に亡くなりました。アルツハイマーだと その15年前に診断されました。母は97歳でしたので思い残すことはありません。 人によってやることが違うので 母の行動が違っているのもそのせいだと思っていました。それが病気だとは知りませんでした。 母が覚えていなかったり 私の頼んだことをやってくれないとき 私は怒ってしまいました。私が怒ると 自分も怒りだし 両方が混乱し 悲しい思いをしました。認知症は 人の性格を変えてしまいます。人によっては攻撃的になる人もいますが 母はそうではありませんでしたが 自分に何が起こっているのかわからなくなってきたのでしょう。 

私は母を家の中に閉じ込めようとは 思いませんでしたが 危険のないように ドアには 鍵をかけ 台所で火を使わないように電源を切ってしまいました。そうすることで 自分の罪の意識もありました。仕事をしていると 時間のないことも手伝って どうしようもなくなり もうこれ以上は面倒見切れないと思います。  認知症が病気で 本人がわからないこと をもう少し理解してあげられれば 私の行動も違っていたのだろうと今 思い返しています。 

この経験を通して 私は 身体不自由者の人に通りで会うと 無視するのではなく 「こんにちは」と挨拶するようになりました。外からはわからなくても 本人は喜んでくれているのだと思います。

Case 3 : マリー ラーキン  ケアラーの場合

”本人は自分の希望を 遅すぎないうちに 準備し 伝えなくてはいけません。”

私はメルボルン内の自宅で コミュニティーの高齢者ケアを受けている方をお世話しています。高齢の方がなるべく長い間自宅で独立した生活ができるように助けています。

ご本人が 何をしているのか 何をなさりたいか わかっていればよいのですが、多くの場合ご本人はその希望を語れなくなっています。認知症の方が増えていますが ご家族が苦労をしています。いままで 知っていた肉親ではなく 「見ず知らずの人」を 世話しているように思えるでしょう。

「絶対 施設には入れないでくれ!」と希望されても 症状が進行してくると家族にはお世話をするのが難しくなってきます。施設に入ったからといって 自由がきかなくなることはありません。孤独 孤立 薬を間違って飲みすぎる 転倒 など 自宅にいると起こりうる危険から 施設に入ることで 守られるでしょう。

私は社会福祉士の資格を持っているので ご家族の皆さんに まだご本人がしっかりしているうちに 「いつまで 自宅にいたいのか? 」「本人がいつまで 独立した生活ができるのか?」感情的にならず 事前での話し合い 検討が 必要でしょう。

Case Study 4: マデイーン 30歳の場合

”死 とか 病について話し合いましょう。”

私の父は2001年 59歳で 早期認知症と 診断されました。私は南米の大学で勉強していますが 父は私が大学に入るときには まだしっかりしていました。 留学して 約8ヶ月たったとき 父が 肺炎を起こし それが引き金となってアルツハイマー症状が進んでしまいました。突然 何もわからなくなりました。私はすぐもどってきて 父はそれから1ヵ月後には亡くなりました。

それから6週間後に今度は母が乳がんだと診断されました。手術は手遅れで 癌は肝臓と脳に転移していました。母は21ヶ月癌と戦いました。私は留学をきりあげ メルボルンにもどってきて 母の世話をしました。私自身も 父と母のことでうつ病だと診断されました。

悲嘆は 誰かを失ったときに始まるのではありません。まもなく死んでしまうだろうと診断を聞いたときから 亡くなり それから 長い間 悲しみは残ります。それから 10年間 私は立ち直ることができませんでした。 子どものときからのさまざまな 失ったこと 失った関係など悲しみの種は尽きませんでした。

オーストラリアの人たちは 死とか 病について もっと話すべきだと思います。病気であること隠し 話さないようにするだけでは 解決になりません。声を出して話すことで 周りの人たちと理解の輪が広がります。

私の場合も姉との関係が 救いとなりました。昔はけんかばかりしていたので 両親はさぞかし喜んでいるでしょう。母の亡くなる3ヶ月前に甥が生まれ 死者を悼み悲しむことから 新しい命がうまれたことで 私の生きがいとなりました。

終わり

注: 認知症 アルツハイマー症について 来年 オーストラリアの研究機関といっしょの セミナーを 予定しています。オーストラリア政府が提供できるサポートサービス ケアする人々のサポートを ご紹介できるでしょう。 (ANE 事務局)

3) りんどう太鼓 坂本さんからの お知らせです。 記事内の E-mail 電話にお問い合わせ お申し込みください。


各位

拝啓ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は、暖かいご支援を賜り誠にありがとうございます。

今年も和太鼓りんどう12月定期公演を下記の通り実施致します。同公演では両日合わせて114名の太鼓教室の生徒が、日頃の練習の成果を発表致します。

また、今回は、生徒たちと相談の上、東日本大震災のため、収益金をみちのく未来基金の送ることに致しました。

万障お繰り合わせの上、お越しくださいますよう、ご案内申し上げます。皆さまの暖かいご支援を心からお待ちしております。

お知り合いの方々へもお知らせ願えればありがたく存じます。

和太鼓りんどう

代表 坂本敏範

<和太鼓りんどうコンサート>

日時:12月10日(土)7pm、12月11日(日)2pm

場所:M.L.C. The James Tatoulis Auditorium, 207 Barkers Road, Kew

ゲスト;只野徳子(津軽三味線)、野竿進悟(書道)

チケット;$15 full, $10 Concession

ご予約;toshi@wadaikorindo.com, 0421 307 236/9893 5882

坂本敏範

4)毎年 行っている La Trobe Universityから ボランテイアのみなさんへのお礼の昼食会のお知らせです。

12月13日  12時から  Car Park 2の 反対側の ピクニック場で。参加ご希望者は 事務局まで ご連絡ください。

夏の間 Twilight Tour 夕方から日没の ツアー 

半日や 1日の 教育プログラム(Discovery Ecologyなど)

干害に強い Native Plant や Indigenous Plantの 販売なども 行っています。

お問い合わせ: 

電話: 9479-1206

wildlife@latrobe.edu.au

www.latrobe.edu.au/wildlife
Hi All
We have received an Invitation to attend a luncheon at La Trobe University - Greenies on the Green - for anyone who has volunteered at the Nursery or in the Sanctuary in the past year. Tuesday 13 December at 12 noon in picnic area opposite car park 2.
As car parking is very limited in the University car parks there will be a group of us parking at the Nursery and walking over to the picnic area. As lunch is at 12 noon onwards we shall leave the Nursery car park at 11.45 am.


Regards
Shirley


Association of New Elderly Inc
P.O.Box 489
Williamstown, Vic 3016
Australia
Tel:+61-3-9397-8421
Fax:+61-3-9397-8423

http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web



新老人の会のNewsを載せてくださっているメデイア

www.25today.com www.dengonnet.net www.gogomelbourne.com.au Community radio 3ZZZ 92.3FM

活動を応援してくださっている スポンサーの皆様 

http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web/sponsors.html

コメント

関連記事

最新記事

カレンダー

<  2024-05  >
      01 02 03 04
05 06 07 08 09 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

プロフィール

新老人の会からのお知らせです。 Association of New Elderly Inc.

記事一覧

マイカテゴリー