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ANE E-News レター Vol.6

1) VMCからの助成金(イベントGift of Light :$500と組織の運営のための$800)が7月に降りますよとのお知らせがやっと入りました。会費をなるべく少なく運営をするためには、助成金が欠かせません。質問の項目には、助成金をどのようにボランテイアに還元するか?があります。やっと薄謝ではありますがボランテイアのみなさんに交通費をお出しできます。 



The Age 2009年9月19日の記事で 「450万人のオーストラリア人がNPOとして、スポーツ/文化/福祉/医療/教育に貢献している」と出ています。経済効果としてお金に換算すると約15億ドルぐらいになるそうです。


組織運営の助成金申請に、
Ethnic Community ラジオの3ZZZ 日本語放送のためにと、$100申請しました。

入金した時点で、3ZZZのご担当の方にどのようにお支払いするのか問い合わせたところ、 


「Radiothon(ラジオソン)に対して募金頂くのが良いと考えます。」

とのこと。


ラジオソンとは年に一回行われる募金活動です。3zzzラジオ局全体で行われます。ラジオ局運営のためのお金を、コミュニティーやリスナーの方々からいただきます。3zzzの場合は、1時間の放送枠につき 1000ドルを集めなければなりません。これが集められないと、番組の存続が危うくなってしまいます。
毎回1000ドル集めるのに苦労致しますので、今回100ドルが入ると大変助かります。

下記URLは前年のものですが、ご参考まで。
http://www.wavenetwork.com.au/seikatsu/mate/detail.html?id=709



今年のラジオソンは10月17日から30日だそうで、その前にまたご連絡いただくことになりました。日本語放送が継続するように応援して差し上げましょう。また10月にご連絡します。



2)企業のスポンサーのお知らせです。

MIYABI

日本人セラピストによる行き届いたサービスが好評のリラクゼーションサロン。リラックス効果の高いマッサージやリフレクソロジー・指圧・タイ古式マッサージ・オフィスワーカーのためのクイックマッサージなど、さまざまな癒しを提供しています。来年3月には、新しい店舗も構えるそうで「会員になるくらいしか手伝えないけれど」と、ANEの企業会員になってくださいました。高齢者のための健康アドバイスやマッサージを習いたい方、日本で経験がある方の再教育もなさるそうです。ANEの会員割引5%をお申し出いただきました。健康を大事に考えるスポンサーができて心強いです。


匠レストランに近い108 Bourke Street ショッピングセンターの中で、入って左側 4店舗目です(エレベーターのそばのカドなので ちょっと初めての時は見つけにくいかもしれません)。
土曜日 日曜日 祭日もオープンです。

GO豪メルボルンのMIYABIさん 記事 はこちら




3)9月16日 トルコのマーブリング・アート(Ebru)のレポート(@ 匠レストランの2階)



案内は、英語/トルコ語/日本語で出しましたが集まったのはトルコの方ばかり・・・。トルコのコミュニテイーは約25000人団体が85ほどあるそうです。今回も数箇所の団体から、お子さんを含め15名が参加。 先生はチューリップフェステイバルのためにイスタンブールからその日の朝到着したマスターのMs.Esengul Inalpulatさんに特別に来て頂きました。助手を務めるのはQld Technologyで助教授をなさっているA.Prof. Nur Demirbilekさん。趣味がこのEbruだそうで、一時間前にメルボルンに着いたそうです。なんと、飛行場で絵の具(岩絵の具)を溶かしてきたそう!!!メタルの容器に小さな瓶から油性の液体を注ぎます。それに普通の水を加えました。色は12色ぐらいありますので準備に時間がかかります。タラッと一滴落とすと水の上に散らばったり沈んだりします。油性の液で濃度を調整します。色試しをしている時に間違って、一滴オイルが落ちてしました。すると、どんどん広がって他の色を押しのけてしまいます。

あっ、という間に絵が消えてしまいました・・・。簡単そうに見えていましたが、難しいのですね。筆はバラの木の枝に馬の毛を縛ったもの。普通の柔らかい毛ではダメで、粗い馬の毛だけが使われるそうです。はじめに水の上に筆をトントンと叩き、小さな輪をたくさん作ります。色の濃いものから、薄い色にうつります。ドライバーのようなメタルの道具で上に浮いている色を切るようにして、輪を分解します。緑の輪を1、2、3、と落とし真ん中を切るように跳ねて、葉っぱを作ります。赤い輪を作り、真ん中で半分に切り、上をちょんちょんと弾かせ、丸みをつけてチューリップが出来ました。この絵の上に紙を乗せ静かに折りたたむように手繰り寄せて、絵を写し取ります。これを乾かして世界に一枚しかない絵の出来上がり。


Ebruの後継者は だんだん少なくなっているそうで、トルコのみなさんがいらしたのも伝統芸術をなかなか知る機会がないからだそうです。トルコの留学生 Zahraさんを呼んでいたのですがフラットメイトが風邪引いてうつったとキャンセル。せっかくのマスターの説明はトルコ語でした。助手のNurさんの説明はとても短くLost in translation。「空気中のエネルギーをどうのこうの」「材料はどうのこうの」ほとんど細かい説明がわかりませんでした。トルコのみなさんがOh~とかAh! とか感心しているので説明も興味深かったのでしょう。残念です。トルコ語はフィンランドの言葉が発生で(だからでしょうか?色の白い美男美女が多いのは?)Nurさんは「日本語とよく似ているので2ヶ月ぐらいで覚えられるはず」とおっしゃっています。 来年
の友好事業の前には挨拶ぐらい勉強したいと考えています。


本当はグラフイックデザイナーやアートを勉強中の学生さんに見せたかったです。メルボルンには、この技術を持っている人は居らずとても貴重な時間でした。

Esengulさんは 9月23日にはイスタンブールに帰ってしまいます。 また来年いらしてくださるとしたら、見学の機会をお見逃しなく!!


ワークショップのあとでお昼を食べようとしたら ラマダンの断食期間でイスラム教徒の方は食べれない。注文をとったら「スモークサーモンの寿司」(日本食=すしの文化が根付いているのですね。)と言われ、匠には寿司はありませんと言ったらがっかりしていました。両方とも他方の文化を学ぶ必要がありそうです。

GO豪メルボルンのレポート記事はこちら。



4)  おりがみボランティア参加レポート @チューリップフェスティバル 9月20日



昨年は少し寒かったので、今年も天気が心配でした。朝のうちはちょっと曇っていて「やっぱり山の上は寒い」と言っていたのですが、午後からは日が差し暑いくらいでした。お天気が良かったせいもあり、昨年よりも人が多かったようです。昨年は8人で、一日中折り紙ばかり折っていて会場を見る機会がなかったので、今年は2倍の16名募集。2回に分けたシフト制で臨みました。以前おりがみボランテイアを経験なさった先輩も数人いて「鶴しか知らない」New Faceの方の特訓をしました。さすがに、おりがみ好きの皆さんだったので、あっという間にチューリップの折り方を覚え、「試してみたい」という皆さんに丁寧に教えていました。「Origami おりがみ」は既に英語でも浸透しているので、(発音はオリガーミになります
が)昨年と同様休む暇も無いくらいお客様が絶えませんでした。あっという間に3時半 終了と同時に駐車場に人が殺到すると思い、店じまいをしました。ボランティアの皆さんにも交代でチューリップや余興や出店を回っていただける時間があったようです。小さなお子さん連れのボランテイアのご家族はお子さんの遊び相手をしながらの大奮闘。帰りの車の中は静かだったことを希望します。電車を乗り継いだりで片道2時間かかったというボランティアの方もいて、本当にお疲れ様でした! 

園内はかなり広く、数日前に雨が降っていたのと暖かい日が数日あったせいで、チューリップは見事に咲いていました。期間中に覗いてみたい方は早めに行かれることをお勧めします。


トルコからの留学生ザーラさんは、前の夜ラマダン明けのお祝いでお昼過ぎに到着。「話には聞いていたけれど」参加したのは初めて。トルコ色の濃いお祭りで「里帰りしたみたい」と、とっても楽しかったそうです。来年2月にイスタンブールに帰る前にトルコ語を教えてもらいたいとお願いしています。個人教授もしてくれるとのことなので興味のある方はご連絡下さい。ご紹介します。


【会計報告】

・収入 

 おりがみ代 $40.00 (トルコ協会より)
 ランチ/飲み物支給 (トルコ協会より)
 入場料 支給      (Tesslaarチュウリップ園より)
 
 おりがみ  $246.80  (販売するのでなくGold CoinのDonation箱に入れてもらいました)
 Olive Oil Donation      $ 90.00  

寄付 合計   $ 336.80  


・支出
 ボランティアさんの交通費
 不足分ランチ代  

合計 $163.40  



差額 $173.40



ボランテイアの皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました! 


GO豪メルボルン チューリップフェスティバルの 記事はこちら


5)9月27日日曜日
 11時より年次総会、12時より設立1年目 一般・ボランテイアの皆さんへのお礼を兼ねて インド 食・文化・ファッションショーを開催。 

@Little India  レストラン
308 Toorak Road, South Yarra  Vic 3141


参加費 $20
インド料理は地域によってスパイスや調理法が違います。いくつかレシピもご紹介します。



レストランのオーナーJamesさんがスタッフ総出でファッションショーを開催します。結婚式の服装や音楽・ダンスも紹介します。Cateringのためご予約は事務局まで。




6) 10月7日 水曜日
Council of Multifaith Youth のフォーラムを応援しています。留学生が生活費をカバーするためアルバイトをしていますが雇用条件が悪かったり、経営者に文句を言うとすぐくびにするぞと脅かされます。留学生が安全に勉強に専念するためにどうしてほしいか? こちらで永住ビザを希望する留学生も多くオーストラリアの雇用体制をはなしあう集まりです。韓国、インド、スリランカ、中国、タイ、フィリピンの学生が集まります。小さな国際会議みたいですね。日本の学生の方の参加をお待ちしています。


『若者達が職場で抱えている問題への挑戦  − 若者達の将来のために』

学生、教師、雇用者のフォーラムです。


正しい情報を交換しましょう。



疑問に思っていることや困っていることを同じ立場の仲間達と話し合いましょう。



あなたはオーストラリアの学生ですか? 留学生ですか?
オーストラリアの労働者の職場の権利、つい最近代わった就職に関する法律を知りたいと思いませんか?

このフォーラムでは、各労働関係の専門機関や法的機関の代表者、学生代表を交えて職場におけるみなさんの権利について話し合います。参加無料。軽食を用意します。


日時 2009年10月7日 水曜日 午後2時~5時まで 
場所 州立図書館の横のRMITキャンパス Research Lounge

お問い合わせ・参加申込みは
ハリマ バヤハウさんへお願いします。10月2日までの締切とさせていただきます。
携帯 0401593063
E-mail  youth.workrights@gmail.com



7)10月14日 水曜日   
Victoria Multicultural Commissionでは各Ethnic Communityの高齢化問題を話し合うネットワーク作りを奨励しています。
その会議で隣に座った方たちがフィリピンの皆さんでした。

92歳のおばあさん
「このごろ、電話をかけてVoice Recognition の時に、訛りのある英語なので、何度繰り返しても認識してもらえない。1を押せだの4を押せだの言うが内容が早くて聞き取れない。コンピューターを持っていないので「詳細はWebで」などと言われても困ってしまう。昔はトラムの車掌さんが「小銭が無かったら次のとき払いなさい」とか、臨機応変に処理してくれたのが、小銭が無かったからトラムに乗れなかった、降ろされた etc・・・高齢者に優しくない社会になりつつあるので、高齢者からのVoiceも(上の6の若者達のように)あげていかなければならない」

と仰っています。小さな声のままでは陰口でしかありません。フィリピンの新老人の会員みたいです。元気に文句を言って、大きな声にしたいですね。


リタイアした音楽家が演奏を聞かせてくれるかも。(まだ交渉中ですが) Ethnic Communityの高齢化問題を話しますので介護士・看護師の皆さんにも参加していただきたいです。 



場所:匠 Japanese Restaurant  
   32 Bourke Street, Melbourne 

日時: 10月14日 水曜日 12時正午~2時まで 


お問い合わせ・参加申込みは新老人の会 事務局までお願いします。
電話 (03)9397 8421
E-mail ane@aqua.plala.or.jp




Association of New Elderly Inc.

新老人の会 オーストラリア


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