ANE E-News レター Vol.13
更新日: 2009-12-13
1) 3ZZZ アンケートのお願い早々と3ZZZからクリスマスカードをいただきました。
2009年中は日本語放送をサポートして頂き誠にありがとうございました。来年もメルボルン唯一の日本語コミュニテイー・ラジオ番組としてより一層のどりょくをし、みなさまに楽しんでいただけるようなコミュニテイーのための 放送をお届けしていきたいと思っております。2010年もご支援のほどよろしくお願い致します。
なお皆様のご意見をいただき、今後の放送に生かしたく、インターネット上でアンケートを行っております。ぜひご協力下さい。締め切りは12月下旬までとさせていただきます。
http://enq-maker.com/9GDlI8w
9GDの次が小文字のエル、大文字のアイと続きます。
From 3ZZZより
事務所から:アンケートのサイトを試してみました。今まで3ZZZを聞いた事がない方は、聞いてから答えてさし上げてください。反応がないと前進できません。すごいですね。日本の無料アンケートサービスのようです。ANEでも 介護・医療関係のアンケートをする必要があるときには、3ZZZの皆さんにアンケート作りを手伝っていただくでしょう。もちつもたれつ、助け合いましょう。
2)12月9日 12時から2時間 Mercy Hospital 緩和ケアの話。
10月にも報告を緩和ケアの多文化対応の件の説明を少ししましたので、重ならない分を紹介します。(注:Mercy Hospitalに属する緩和ケアの場合ですので、必要な方はご自分の近くのCouncilにどこが近いか、お問い合わせ下さい。)
オーストラリアの緩和ケア、どのように申し込むのでしょうか?
本人
お医者様 病院
ご本人の家族 友人
だれでも申し込む事が可能です。相談や実際の援助は24時間・7日間いつでも無料で受けられます。
緩和ケアのボランテイアになるには?
ボランテイアになりたい方は 年に数回ボランテイア募集をします。ボランテイアになった方はふさわしい教育、トレーニングを受けられます。これも無料です。
何歳の方でもどんな職業についている方(無職の方でも)でも緩和ケアに興味があればなれます。ただお世話をしている方がお亡くなりになる場合が多いので、ケアの方たちのケア(悲しみの受け止めかた)も行います。「死」の受け止めかたは、いろいろなあらわれかたをします。
緩和ケアは何をするのでしょう?
医療:ご本人の担当医、他の医療関係の専門家・病院と相談しながら、ご本人家族が望まれる対処をします。
看護:特別に緩和ケアのトレーニングを受けた看護師が24時間・7日間対応します。
Allied Health Service:関連・類似のサービスの提供を受けられます。
カウンセリング・心のささえになるPastoral Care:これは宗教だけではなく昔を振り返り思い出を語る、まとめる(たとえばお孫さんにおばあさんが生まれてからのアルバム・思い出話を残す作業)も含めます。
音楽療法:痛みを和らげる、懐かしい音楽を聴くことで思い出を語る、曲を作ったり詩を作るなど。
緩和ケアはLoss&Greifと深く関係しています。お亡くなりになったあと、ケアをした人たちの悲しみを(心の回復に時間がどのくらいかかるかの尺度はありませんが)12ヶ月(それ以上かかる場合も相談してください。)緩和できるように手伝います。
Mercy Palliative Careでは:
1368M2の地区面積 695,642人の人口があります。
新しく緩和ケアを希望なさった人数:347件
死亡:244件
一対一のコンサルテイング:7147件(何回でも希望に応じます。)
それにかかった時間:5333時間(一回に何時間かかってもかまいません。)
スタッフが必要とした車、交通機関で出張した距離(Milduraまで33往復しました)36,157km
ボランテイアがご家族をお手伝いした時間:550時間
緩和ケアのサービスを無料で行うためには 人々Communityからの寄付が必要です。今年の秋に寄付をお願いしたら$14,689集りました。みなさまのご理解、寄付に感謝します。
(記事はMercy Palliative Careの小冊子などから抜粋しました)
3)LPC Newsから Peace House ホスピス ニュースNo255
栄養部・管理栄養部 三田泰子さんの記事から抜粋しました。
キッチン便り
栄養部では入院された方々に、家庭で召し上がるようにお食事を楽しんでいただくことに勤めています。牛筋を煮込むところから作る本格的なビーフシチュウや 盛り付けに配慮したお刺身など、従来の病院食のイメージはそこにはありません。
スープの会
しかし状態によってはお食事が召し上がれない事もあります。寒い季節にはスープを希望される方もおられました。今年度、温かく滋養のこもったスープ食を提供するプロジェクトを19名のボランテイアの協力のもとに「スープの会」としてたちあげました。これまで7回の試作会の中でいろいろなレシピを試しましたが 結局原点に戻って「野菜コンソメ」をおいしく作れるように条件を変えながら試しています。野菜コンソメは、野菜・水・海塩・こんぶ・干ししいたけ・胡椒などを煮出しただけのスープですが化学調味料などを一切使いません。そのために特別な治療などが原因で味覚などが変られた方でも違和感なく召し上がっていただける事があるようです。
家庭の主婦であり、料理のエキスパートである「スープの会」のメンバーの皆さんは。栄養士としても学ぶところがたくさんあり、日々様々な味との出会いを楽しんでいます。そしてこのおいしさを、一刻も早く患者さんたちに味わっていただきたいと思います。
栄養部 管理栄養部 三田泰子
4) ボランテイア 草むしりのお問い合わせ
Hamptonにお住まいの方が、芝生は定期的に刈ってもらっているけれど、雑草がはえて困っているので2時間ほど草むしりをしていただける方をお探しです。
時給、お昼をお支払いしますとおっしゃっています。もしHampton近くでご協力いただける方がありましたら、事務所までお知らせ下さい。
師走で ふだんのんびりしている街も買い物客やテストを終わった学生さんでにぎわっています。安全第一、お気をつけてお過ごし下さい。
Association of New Elderly Inc.
新老人の会 オーストラリア
P.O.Box 489 Williamstown, Vic Australia 3016
Tel:+61-3-9397 8421
Fax:+61-3-9397-8423
http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web
ane@aqua.plala.or.jp
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