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ANE E-News February 10-004

1)日本の庭師さん5名が日本園芸協会・東北支部からいらして、いろいろなお庭のご相談にお答えしました。


匠-日本の技能-、まずはじめにお客様のご要望を聞きます。何をしてほしいか? このような問題があるのだけれど? 木が元気がない・死にかけているので何とかしてほしい。
そのご希望に沿って、このようにできます、よろしいですか? と説明してから仕事にかかります。迅速さ、正確さ、無駄のない動き。一時も休みません。クラフトマンシップを見せていただきました。お父様が庭師だった後を継いで、とか車の販売をしていたけれどなどというお話や、伝統と斬新さ、和と洋の混合、庭と空間、お供をしていて、いろいろなお話を伺う事ができました。忙しい手をやめずに「ここをこうすれば、こうなるでしょう?」とデモンストレーションをなさいます。

あるお宅で、雨の少ないお庭をどうにかしてほしいと、言われて、石庭を、造りました。資材の買い付け、手配、で1日、お庭を、「途中でやめて帰りたくない」とのご希望で、おうちの家族もそうでで、3日間で作り上げました。庭師の皆さんからの写真と報告をお待ちして、次号にでも掲載させてもらいます。お楽しみに。

ボランテイアでお手伝い下さった皆さん、ホームステイで受け入れてくださった皆さん、お仕事を与えてくださった皆さん、どうもありがとうございました。


From、Mrs.Fさん


今回のような機会をいただき、我が家の庭に初めて風情と言う言葉がうまれて来たように思います。

主人と二人で、庭をしばらく眺めておりました。手を加えていただいた竹やぶの方も、風に一本一本竹がそよぐ姿が美しく、今までの竹やぶでは見られなかった景色になりました。今回教えていただいた事をこれから少しづつ続けて行きたいと思います。

皆さん、その道のプロと言うだけでなくお人柄もとても温かい方ばかりで、お会いでき本当に楽しいひと時でした。またいらしていただけたらと思いますが、まだ未定の所もおありのようですので、もしまた、機会がございましたら是非にもご一報いただけたらと思います。



From Ms.Sさん


ひろさんとりょうさんをご紹介していただきどうもありがとうございました。お二人は礼儀正しくて、とっても真面目で、今の日本にもあのような若くて立派な方がいらっしゃると思うととっても嬉しく、感激しました。お二人からいただいた庭の設定のアドバイスやアイデアも非常に参考になりましたし、良い勉強をさせていただきました。

昨日は朝早くから起きて、庭の木々の刈り込みをしてくださり、お陰さまで庭全体がスッキリしました。あのような若い職人さんが、独自のアイデアを取り入れて日本の庭園や庭を伝統を守りながら、しかし時代に応じたアイデアを取り入れて庭作りをしていくのは本当に頼もしい限りです。

皆さんのご成功を心からお祈りしております。



2) 6月14日、トルコとの合同伝統芸能交換会をBMW Edgeで行う予定です。


トルコからは、長いスカートをくるくる回すセマのダンサーと楽器の演奏、日本からは(まだ確定ではありませんが)伝統的な踊りとおはやしが、現在参加予定です。

その伝統芸能の交換会の前に、交流の時間がBMW Edgeでもたれることになりましたが、もし日本の食べ物を出すケータリングをご希望の個人、お店、レストランがありましたらANE事務所までご連絡下さい。トルコ側からもケータリングが用意されます。Federation Squareの代表者、州政府やVMCの代表者、そしてGift of Lightに関係する、各Communityの代表者・総領事館からお客様がいらっしゃいますので、予算、その他について3月の会議までにJapanese Communityとして案をまとめておきたいと思います。


3) ご招待

VMCからArabic Elderly Pensioners Group Inc. Senior Citizen Multicultural Festivalの招待状をいただきました。


When?  18 March 2010

From: 11am-5pm

Where?  Ground Floor 510 Lygon Street、Carlton 3053
Transport by Tram No.1 or 8  Stop 113)


FreeDrinks,Food,Prizes and Gift Plenty of Music and Dancing


今回が5回目のYearly Festivalだそうです。申込みは必要ないそうですので、当日遊びに行って下さい。





4) 読売新聞、2010年 1月30日、山田養蜂場の一面広告に興味深い記事が出ていました。  www.3838.com


山田英生代表と、食に特別のこだわりを持つ医師・竹熊宣孝さんの対談<予防医学 病気にならないために>からの抜粋です。


山田

食品に義務付けられている「消費期限」や「賞味期限」はわかりにくい表示です。元々、おいしく食べられる保証期限を示すのが「賞味期限」であり、期限が切れたからといって食べられないわけではありません。あくまで「おいしく食べられる目安」なのに、賞味期限の切れた食品は、毎日、大量に捨てられているのが実情です。
例えば缶詰や冷凍食品など、商品によってはおいしく食べられるかどうかは、保存の仕方、加工の方法などによって違うのに一律に賞味期限を義務付け、期限がきたら捨てざるをえないようにしているのは明らかにおかしいと思います。


竹熊

きちんと殺菌されたり、真空パックされた食品は、多少期限が過ぎたからといって必ずしも食べられなくなるとは思いませんね。私だって、賞味期限がきれていても平気で食べますよ。


山田

当社が扱っているはちみつにしても、他の食品と同じ様に賞味期限の明記が義務付けられています。しかし、はちみつというのは、きちんと保存さえすれば100年、1000年たっていても、その品質を保つ事はできるんです。表示義務がある以上メーカー側は「1年」「2年」といった賞味期限をつけなければなりません。お客様の方はまだ食べられるのに賞味期限がきたからと、すててしまうのではないでしょうか?

もともと日本では食品衛生法や、JAS法などにより製造年月日を商品に表示することが義務付けられていました。ところがアメリカを始めとする諸外国から、「製造年月日の表示は自由貿易を阻害する」と抗議を受け、1995年に賞味期限の制度を導入せざるをえなくなったのです。


製造年月日を商品に表示していた時は、消費者は、それを見て、食べられるかどうかを自分の知識と鼻と舌、目で判断したのです。だから、日々、五感を磨き、しかも食品についての知識も持ち合わせていなければなりませんでした。それが賞味期限の表示に替わってからは、そうした知識も必要となくなり企業が一方的に定めた期日を基準として、まだ食べられる食品を平気で捨てているのです。消費者はまるで、「賢くなくてもよいよ」と言われているみたいです。21世紀になってから、衣料の世界で起こった「Informed、Consent」の考えかたは、本来「医食同源」の原理からいっても、食の世界に共通の事だと思います。「消費者の利益保護」の視点からも詳細な情報開示が、必要不可欠なのではないでしょうか? 企業がより健全であるためにも消費者は本来、自ら判断のできる賢明さをもっているべきだと思うのです。消費者が見識を持ち、賢くなって適切な判断が下せれば、自分で安全なものを選ぶ事も可能ですし、このエコ社会において、いくらでも食品の無駄を省く事ができるんですから。



抜粋おしまい。



賞味期限がきれたものも捨てる前に、もう一度自分で確かめてみてください。いやなにおい、ぬめり、舌に刺激、苦さなどを感じたらすぐ吐き出してくださいね。生ものでも、Cross Contamination、肉・魚などをきった包丁、マナイタ、手の指でバクテリアが繁殖します。Food Poisoningで、おいしい食べ物が「毒」に変わります。今週の宿題にしてみてください。



5)

庭師のみなさまに、たくさんのお土産を頂きましたので、Japan Festivalの際に、Fund Raising(今年は6月のイベントで出費が多くなりそうです。)を行いますのでどうぞANEのテーブルまでお越し下さい。当日、ボランテイアでご協力していただけるみなさま、2時間ごとの交代で、Japan Festivalを楽しみながらANEの活動にご協力下さい。もし皆様のお宅にご不要のものがありましたら、寄付していただければ助かります。事前にとりにうかがうか、当日お持ちくださるかご相談に応じますので、ANE事務所までご連絡下さい。

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