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ANE E-News January 2011 - 003

 ANE E-News 16 January 2011


 長い間だましだまし使っていたComputerが、幸いにして休暇中にダウンしました。Newsletterに使っていたロゴやカレンダーが新しいシステムでどう使うのかわかりません。新しいのが便利かというと、そうでもない。だんだん進化についていけなくなります。編集にも新しいスタッフが必要です。助けて!



1)地球温暖化による異常気象  オーストラリア各地の洪水被害

干害が長く続いていたオーストラリアで、Qld, NSW,SA,Vic&Tas、続けて洪水の被害が出ています。DisasterからCrisis に言葉が替わり、雨が降り終わった後ダムに、川に流れ込んで下流で水害が発生します。まだまだ油断が許せません。ANEのボランテイアの方で、昨年Qldへお移りになっている方が数人います。ご無事かどうか心配しています。

僻地の看護師を契約派遣でしている、Coral Chenさん(カールトンの日本語クラスへ参加)。クリスマスの前に6週間の契約でブリスベーンの北の病院に派遣されました。病院に来る道路が遮断されていて、通常6人の看護師+医師がいるのに、ほかのスタッフがこられず(雨で道路が遮断)2人のスタッフでけが、病気に対応して「24時間仕事したわ!」と大忙しでした。昨日電話で6週間の契約が終わり来週にはメルボルンに戻ってくるそうです。スーパーマーケットには、食料品が何もなく病院のための特別物資が届くのがやっとだそうです。メルボルンに帰ってきたら「水の心配しないでゆっくり眠りたい」、「中国レストランでたくさん食べたいわ」とのご希望です。いつもOutbackのアドベンチャーの話がたくさん聞けるのですが、今度はどんな現場のお話が聞けるでしょうか?

ブリスベーンでの復旧作業をみてAustraliaのCommunity Mindを再確認しました。2年前Victoria州で山火事があったとき、助けてもらったからと、まだ焼け跡の復旧作業ができていないのにボランテイアで駆けつけていった人、自分の家がまだ水のそこで手がつけられないので、できることがないかと駆けつけた人。水害の後、高温多湿な気候で蚊の発生、病気の発生が案じられるので、家財など「もったいいない」けれど、すべてごみ扱いで収集されていきます。水ではなく泥を洗い流すのに、ボランテイアさんが活躍しています。Queenslanderは負けない-回復には「2年かかる」と思われます。

Victoria州のSkipton人口500人の小さな町です。昨年9月にも突然水害の被害にあい、やっと町が補修作業を終わたっばかりですが、再度洪水が起こりました。小さな美術館経営の方は呆然としています。一回は立て直ししたのに2回は。。。。。昔、郵便局長をしていた人と会ったことがあります。一度でもいったことのある町だと心配はなおさらです。 

当面の救助活動の後、緊張が解けてがっくりBackrushが起こります。保険金の問題もありInsurance FormのFine Printing(細かい字で条項があり Flood/Natural Disaster/Storm Damageは免責条項になっている場合があるそうです。保険でカバーされていない家屋が多いのだそうです。この機会に、今かけてある保険の条項をお調べになったらいかがでしょう?オーストラリアの場合はまた干害(Dry)になる機会のほうが多く、干害のときの土の質の悪さ(水分を保湿できない)も今回の洪水に関係があるかもしれません。When you are up against mother nature, there is not a lot you can do. 人間は自然にかなわないのでしょうか?環境問題が大事なことがわかります。



 2)Kaz Wagyu Beef Kazさんのことが日本テレビで取材されたそうです。

「Wagyu」にかける日本人たちの思い

< 2011年1月5日 17:32 >
現地で人気が高まりつつあるオーストラリア産の「和牛」。赤身で硬いお肉が好まれてきた食肉文化の中で、霜降りの「和牛」を育て、その美味しさを伝える日本人の姿を矢岡亮一郎記者が取材した。

シドニー市内の焼肉店。メニューをのぞくお客さんの視線の先には、「Wagyu」の文字が載ったページがある。そこに並んでいるメニューは、すべて「Wagyu」ブランドの肉だ。「Wagyu」を食べているお客さんに感想を聞くと、「おいしい」「とても柔らかくて、口の中でとろけるよ、最高だね」「しっとりしていて、味もほかの肉と比べて10倍いいね」と、評判は上々のようだ。実際に食べてみると、脂身がしっかりあり、口の中でとろけるようなジューシーさが印象的だ。

オーストラリア産「Wagyu」は、赤身で硬いオージービーフに比べ、脂身が豊富で柔らかく、シドニーなど大都市のレストランでは高級食材として扱われている。肉の値段は、純粋なオージービーフの約2倍。日本の和牛と現地の品種を掛け合わせた牛が、和牛市場の約9割を占め、残りは遺伝子上100%の和牛となっている。

シドニー市内から車で3時間の郊外に、「Wagyu」の育成に取り組む日本人がいると聞き、さっそくその牧場を訪ねてみた。観光名所ブルーマウンテンズのふもとで牧場を営む鈴木崇雄さんだ。4年前、東京ドーム約31個分という広大な敷地に家族5人で移り住んできたという。

鈴木さんが渡豪したのは約20年前。「どこかにカウボーイに対する憧れとか、そういうものもあったりしました」と、笑顔で語る。しかし、干ばつに悩まされるなど日本とは気候条件も大きく違うオーストラリアで始めた和牛づくり。試行錯誤の日々だという。鈴木さんは、「良い物を作れば作るほど、需要も高まって牧場が大規模になっていく。でも、大規模になると品質管理が出来ない。その辺をどうバランスを取っていくかですよね」と、牧場経営のジレンマを語る。

「Wagyu」は、牛のストレスや病気などが原因で味が大きく落ちてしまうため、厳しい品質管理が求められる。鈴木さんは、良質な肉作りの“ある秘けつ”を教えてくれた。その秘けつとは「穀物肥育」。牧草を食べさせて育てるオージービーフとは異なり、「Wagyu」は穀物飼料で育てる。鈴木さんは、「自分で計算した配合の内容というのがありまして…一応うちのWagyuは脂の質というか脂の風味というか、それを最大限引き出せるように穀物を選んで作るようにしています」と、説明してくれた。

さらに、鈴木さんは「Wagyu」育成に取り組む思いを「日本人として、日本人が作り上げた和牛をきちんとした形でオーストラリアの人に伝えたい…というか見てもらいたい」と、語る。その思いを実現するために、鈴木さんには心強い仲間がいるという。鈴木さんは、「その方が僕の作ったお肉を、末端の消費者にまできちんとした形で紹介して下さっている」と、説明する。

鈴木さんが“同志”と慕うのは、メルボルンの精肉店に勤める武村一夫さんだ。武村さんは一般家庭やレストランに「Wagyu」を普及させるため、地域に根付く形で自身が選び抜いた肉だけを消費者に勧めているという。赤身を好むというオーストラリアのお客さんには霜降り肉に対する抵抗はないのだろうか。そんな素朴な疑問を武村さんに投げかけてみると、「ありますね。ありますが、食べた後にはありません」と、教えてくれた。

武村さんは、肉の配送も自ら担当している。調理方法から焼き加減に至るまで、シェフや主婦らに直接アドバイスを行うためだ。実際に、配送先でのやりとりを見せてもらった。

店長 「今日は、『Wagyu』が何キロ入りましたか?」

武村さん 「全部で4キロですね。しょうがを使ってもいいし、しゃぶしゃぶ・すき焼きにも適しているね」

さりげない会話の中に、日本人ならではのキメの細かなアドバイスが光る。これこそ“目利き”武村さんの真骨頂だ。

牛肉と言えば赤身が定番のオーストラリアの一般家庭では、まだまだ認知度が低い「Wagyu」。武村さんは、「苦労して食べて頂いて、それからじゃないと喜んでもらえないですから。食べてもらうことが先です」と、きっかけ作りの大切さを強調する。肉の良さを理解してもらった上で販売したいという武村さんは、店のショーケースに「Wagyu」をあえて置いていないという。

この日お店を訪れたのは、「Wagyu」を食べたことがない主婦のマリリンさん。武村さんが、「これがWagyuビーフです」と、店の奥から取り出した商品を紹介する。武村さんは、このように消費者と会話を重ねながら、口に運んでもらうきっかけ作りを大切にしている。

私たちは、初めて「Wagyu」に挑戦するマリリンさん一家を取材させてもらうことにした。自宅に帰ったマリリンさんは、武村さんのアドバイス通り、「Wagyu」をバーベキューで調理する。そして、娘のレベッカさんと、焼き上がった肉をほおばると…

レベッカさん 「うーん、柔らかいわ」
マリリンさん 「とても風味が良いし、味もやっぱり違うわね」

2人とも初めての「Wagyu」に魅せられたようだ。

「Wagyu」を紹介する武村さんにとって、お客さんからどんな感想を言われると一番うれしいのだろうか。武村さんに尋ねてみると、「やはり『おいしかったね』と言われることです。お客さんの味覚に合っていた、紹介できて良かったなと感じます」と、笑顔で語ってくれた。

牧場を経営する鈴木さんは、「鈴木ブランドの名前の入った“のれん”を、将来、武村さんの出すお肉屋さんにかけたいですね」と、その夢を語る。オーストラリアの食肉文化に新たな1ページを開きたい…日本人の職人たちの挑戦は、まだ始まったばかりだ。

 Kaz Wagyu Beef 連絡先 Mobile: 0412-547-511  応援してくださいね。


3) 日本のそば作りをタスマニアでなさっている、白鳥製粉の白鳥社長さまから、2月11日、12日 タスマニア、ホバートでWood Boat Festivalがあり、日本そばのよさを知ってもらおうと、約20名参加なさるそうです。

日本と逆の季節を利用してそばの種を日本に輸出、「オーストラリアの夏そば」で販売なされています。以前、白鳥さまがいらしたとき、日本からおしょうゆ、昆布、おかかを持参なされ、本格的そばをごちそうになりました。 新潟の阿部さんは、趣味でそば打ちをなさり、シドニーの陶芸家の志賀さんのお友達です。日本では引退後の趣味に「そば打ち」をなさる方も多いようで、粉の練り方、のばしかた、いろいろ底が深い技術だそうです。メルボルンにお立ち寄りにならないのかとお伺いしたら、今回は予定にはいれられないけれど、ホバートにきたらたくさんご馳走しますとのことでした。おそば好きの皆さん、いかがですか?ご滞在中にほかのグルメ生産場所にもお立ち寄りになるようで、もし参加ご希望の方には詳細をお知らせします。

近いうちにおそばのお店を出される計画もあるそうです。おそばは健康食、楽しみです。

4)『お稽古』無料ワークショップ&インフォメーションDay Kotoさんからのお知らせです。

●いもはんこで手作りエコバックワークショップ (お子様連れももちろんOKです)

●各講座の先生達の作品の展示

●講座についてのご質問、お申込みの受付ぜひ、遊びに来てください。
日程 1月12日(水)10:30~14:00頃まで

場所 お稽古 1109/9 Yarra Street South Yarra

いもはんこワークショップに参加希望の方ご参加にはご予約が必要となります。定員になり次第、締め切りさせていただきますので、お早めにご予約ください。また、材料費$5となります。

☆**‥…★…‥**☆◆☆**‥…☆**‥…★…‥**☆◆☆**‥…**‥…☆*☆◆☆**‥…*★
よんぶんのいち☆メル会http://ameblo.jp/yonbunnoichimel/
メルボルンでボランティアのみで自主上映会を開いている、非営利クラブのよんぶんのいち・メル会です。
↓みてみて!次回の上映会は・・・!↓

ドキュメンタリー映画『未来の食卓』・英語字幕のみ
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/

2011年2月12日(土曜日)
開場 13時 上映 13時半~
場所 サウスヤラ お稽古の教室 http://www.okeiko.com.au/access.html
事前予約・チケット 7ドル(お茶菓子つき)
◎豪GOさんの記事http://www.gogomelbourne.com.au/columns/organic/880.html
◎世界の食卓を変えられるのはお母さん!「未来の食卓」監督インタビューhttp://eiga.com/buzz/20090807/8/

★ハンディのある子と親の会http://top.25today.com/ikuji/ikuji_spe/post_1893.php

お稽古市!開催で~す!

4月16日(土)17日(日)にサウスヤラのお稽古でハンディ会主催でバザーをします。&クラフトマーケットもあります。

10時半~15時半まで

収益は自閉症関連の映画の上映会の費用にさせていただきます。多くの方に自閉症のこと知っていただけると幸いです。◎候補作 「星の国から孫ふたり」 『ぼくはうみがみたくなりました』など・・・

※ご自宅で不用なもの(使用可能なもの・日用品やおもちゃなど・・・)などがありましたら、是非、お稽古までお持ちくださいませ。(お越しの際はメールまたは電話でお知らせください。)

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 Kolto Holland Tel:0425258373   yonbunnoichimel@gmail.com





5)3月のAinuのみなさん、メルボルン宿泊がOakleighの駅の近くで決まりました。

自炊などなされるようですので、ご近所で「お話しする機会があれば」とご希望の方、事務局までご連絡ください。またいついらしていただけるかわからない貴重な機会ですので、多くの皆さんとあっていただければと思います。



1月19日 ANE Committee Meeting 3時より Little India Restaurant 308 Toorak Road South Yarra 

今年の活動計画など 話し合いますので ご興味のある皆様のご参加をお待ちしています。





 雨の日 急に暑い日が繰り返しです。ご健康を損なう方が多いようですのでお気をつけて。Have a lovely week.



Association of New Elderly Inc.

新老人の会 オーストラリア

P.O.Box 489

Williamstown, Vic Australia

3016

Tel:+61-3-9397 8421

Fax:+61-3-9397-8423

http://mc2.vicnet.net.au/home/anei/web

ane@aqua.plala.or.jp

新老人の会のNewsを載せてくださっているメデイア

www.25today.com
www.dengonnet.net
www.gogomelbourne.com.au
Community radio 3ZZZ 92.3FM

活動を応援してくださっている スポンサーの皆様 

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