2017 Best’s Great Western Pinot Meunier / Pinot Noir
更新日: 2018-05-20
Nishです。
今回はDietary Requirement(宗教上やアレルギーの為に食事制限されている方)の話。
特に私はレストランで働いているからなのか多いのに気づく。日本でもそうなのかなぁ。
宗教上の理由はもちろんのこと、アレルギーも最近は色々あるので、レストランで働く上では最低限の知識をもって接しないと大変なことになります。
以前勤めていたモダンチャイニーズのお店では、グルテンフリーを意識して粉は米粉やタピオカ粉を使っていたので、グルテンフリーへの対応には問題ありませんでした。
今いるレストランはデギュスタッション(テイスティング)・メニューのみなので、様々な対応ができるように予め準備しています。
そう以前知り合いの某3ハット・寿司レストランのオーナーの方とワインメーカーズ・ランチでご一緒した時、ベジタリアンの方が食事に来たことがあるらしいという話を。なぜに寿司レストランに!! なんとか野菜のみで無事に料理を組み立てたようですが、これはどうかと思う。
ちなみに未だにベジタリアンとペスカトリアンの違いを認識されていない方もいます。
そして単に嫌いだからという理由でその食材を拒否したりなんてよくある話。
レストランだと調理法も変わったりするので、嫌いなものを克服するチャンスなのかもしれませんよ!
私の息子君が通う小学校ではステファニー・アレキサンダーのキッチン・ガーデニング・プログラムがあり毎週ガーデニングや料理の時間があります。
最近の子供たちはやたらと例のDietary Requirementが多い。親の影響もあるだろうし、ほんとにアレルギーの関係上食事制限をしているような子供もいます。
そうなると料理を教える先生もたいへん。だってこのクラスには、グルテンフリーがいて、デイリーフリーがいて…、などなど考えながら献立を作らないといけない。
それに、グルテンフリーなのに小麦粉を使ったピザは大丈夫だったり、デイリーフリーなのにピザのチーズは好きとか。
そんなのあり?
さて、ワイン。
2017 Best’s Great Western Pinot Meunier / Pinot Noir
150年以上もグランピアンズで家族経営で続けているBest’sのワイン。
ピノ・ムニエって聞きなれない葡萄品種?
シャンパン好きはきっとご存知のはず。そうシャルドネとピノ・ノワールはシャンパンに使われていますが、ピノ・ムニエもシャンパンのブレンドによく使われる葡萄品種。
そのピノ・ムニエと少量のピノ・ノワールをブレンドした赤ワインが今回のワイン。
淡い赤の色調のそのワインはザクロ、ラズベリー、スパイスに付け込んだチェリー、アニス系のスパイス、そして鉄っぽいミネラルの香りが特徴的です。
口に含めばチャーミングな赤い果実の味わいにスパイスが適度に刺激し、心地よい酸味と滑らかなタンニン。青さがあるものの好ましいバランス感がいいな。
軽さがあり、料理にも合わせやすい。秋らしく秋刀魚なんていかが。
Bon appétit
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