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二面 純米大吟醸

こんにちは。

Nishです。

 

今日はちょっとチーズのお話。

 

皆さんチーズ好きですか?

お酒好きには欠かせないあての一つ。

ここでは簡単にチーズとワインのマッチングを。

 

 

1.フレッシュチーズ

凝固した原乳を熟成させずにそのまま製品化したチーズ。水分が多く、もっちりとした食感と、爽やかな風味が特徴です。

癖がないので、どんな飲み物でも合わせやすい。特に冷やしたスパークリングワインや酸味のしっかりとした白ワインと共に。

 

2.白カビチーズ

表面に白カビを繁殖させ、熟成させたもの。熟成時に白カビの酵素がタンパク質を分解することで、表皮の下から中心に向けて柔らかくなります。

 

a) 熟成の進んでいない白カビチーズ

このタイプのチーズはよくスーパーでも見かけるタイプのもの。

味わいにあまり癖がないので軽めのワインと合わせてみてはいかがでしょうか。

スパークリングワイン。白ワインだとリースリングやピノ・グリ。赤ワインはピノ・ノワールやガメイ。そしてビールのペール・エールというのもいいかも。 

 

b) 熟成の進んだ白カビチーズ

このタイプのチーズは、余韻が長く、そして味わいもしかっりとしたボディも持つワインがいい。

白ワインは樽香のしっかりとしたシャルドネ。赤ワインなら熟成したピノ・ノワールやカベルネ・ソーヴィニヨンがいいでしょう。

 

3.ウォッシュラインド・チーズ

塩水や酒等で表皮を何度も洗いながら熟成させるチーズ。

 

a) マイルドな味わいのウォッシュラインド・チーズ

酸味の穏やかなワインと共に。

白ワインはやや甘みのあるリースリングやマスカット。赤ワインはメルロやバルベーラ。シードルやサワービールと合わせるという選択もあり。

 

b) くせのあるウォッシュラインド・チーズ

よりクリーミーで深い味わいのこのタイプのチーズは、力強いワインが魅力的。

白ワインはリースリングやゲヴェルツトラミネール。赤ワインは熟成したピノ・ノワールやネッビオーロなど。コニャックやカルバドスもいいマッチングです。

 

4.青カビチーズ

凝固した乳(カード)に青カビを加え、繁殖させながら熟成させるチーズ。内部から表皮に向かって熟成が進み、時間の経過と共に青カビ由来の旨味や香りが増すのが特徴です。

 

a) 軽塩のタイプの青カビチーズ

このタイプのチーズは塩味が穏やかで、そしてクリーミー。

リースリングやピノ・グリなどのオフ・ドライ白ワイン、もしくは甘口のデザート・ワイン。赤ワインはグルナッシュやサンジョヴェーゼと合わせてみては。

 

b) 重塩タイプの青カビチーズ

塩味が強く、旨味成分もしっかりとしたこのチーズは相対関係で合わせることが多い。

例えばデザート・ワイン(特にフランスのソーテルヌやハンガリーのトカイ、ポルトガルのポートなど)

 

5.山羊乳チーズ

山羊のミルクを乳酸菌で醗酵させ、熟成させたもの。山羊乳ならではの濃厚なコクや香りと、乳酸発酵による酸味のバランスが魅力。熟成度合いで色々ワインも挑戦できるので結構私は好き。

スパークリング・ワインはもちろんいいマッチング。白だとソーヴィニヨン・ブランやヴィオニエ。ドライなロゼ・ワインもいいし、赤ワインだとピノ・ノワールやカベルネ・フランと共に。

 

 

6.セミハード/ ハードチーズ

加圧して、固く作ったチーズ。比較的長期間(数週間~数年)熟成させたもの。40℃以上で加熱するかどうかでハードかセミハードに分かれます。

旨味やコクがあり、ナッティーな要素もあってワインと合わせやすい。

白ワインだと熟成の進んだマルサンヌやピノ・グリ。マルベックやシラーズなどの渋みのしっかりとした赤ワインがおすすめマッチングかな。

 

 

さて、今回は日本酒を。

二面 純米大吟醸

 

岡山県の板野酒造本店からの日本酒です。純米大吟醸原酒(朝日米100%)。

密度が高く、スケールも大きく、長い余韻まで力を失わない。適度な酸が味わいをキリッと抑えていてメリハリがあっていい。バナナ、ジャックフルーツ、栗、そしてややスパイスとナッツの風味。

料理:”Pork rib-eye with caraway, honey and lime’。

チーズ:くせのあるウォッシュラインド・チーズ。

Bon appétit 

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