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2016 Tessari 'Bine Longhe' Soave Classico

こんにちは。

Nishです。

今日はグラス・ワインのリストについて。

 

白はシャルドネ、リースリング、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・グリ…。

赤はピノ・ノワール、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ…。

 

テキストブックみたいで、ちょっとつまらない。

あと、グラス・ワインがいつも一緒っていうお店も…。

 

レストランやワインバーのバイザグラス・リストは、料理が四季によって変わるようにグラス売りのワインの選択も変化していくものだと私は思っています。

例えば暖かいワイン産地のワインは完熟して凝縮感があり力強さがあるので秋冬のリストに、冷涼な気候の産地のワインはすがすがしい酸味を持つから春夏に。

もちろん料理のスタイルもあるから、一概には言えませんが、料理のメニューのように少しづつでも変えていけば、お客さんも楽しめるのではないでしょうか。

 

初めて聞くような葡萄品種のワインや聞いたこともない産地のワインがあった場合、ボトル売りだと、なんとなく頼みづらい。自分の好みかどうか実際わからないものに何十ドルも払って後悔したくないですから。

でも、もしそれらのワインがグラス売りであったらどうします?

 

一杯ぐらい挑戦してみようかなって思いません?

未知のワインに出会える気持ちでワクワクか、心配しながらのドキドキか?

 

そんなワイン選びも楽しいじゃないですか。


 

さて、今回のワイン。

2016 Tessari 'Bine Longhe' Soave Classico

 

ソアーヴェ(Soave)ってイタリア料理のお店に行くと必ずある白ワイン。葡萄品種はガルガーネガ(Garganega)を主体にトレッビアーノ(Trebbiano)のブレンド・ワインです。今回のこのソアーヴェはガルガーネガ100%になります。
クインス、ゴールデンアップル、ビーズワックス、アーモンドの花、レモン・キャンディー、そしてエキゾチック・フルーツの香りが楽しめます。熟成感のある果実味、ほのかなスパイス、そして心地よい酸味が味わいのバランスを整えているよう。アーモンド的な余韻も長い。

 

料理のマッチング:料理本のNew Middle Eastern Food ”Malouf” から”Persian Gulf-Style Fish with Saffron-Lemon Potatoes”

 

Bon appétit 

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