Manchester Press
新しいカフェがオープン!メルボルンらしいカフェで素敵な時間を☆
2011年4月14日掲載
メルボルンに住んでて感じることの一つに、メインストリートから1本2本入ったところにほど ‘こじゃれた店’ が多くあるということ。探索しがいのある街とはまさにメルボルンだとつくづく感じる。’Manchester Press’もまさにその一つ。Little Bourke streetを少し入ったところにあるRankins Laneに、先月オープンしたばかりのこの ’こだわりカフェ’。家具のほとんどはビンテージ。カフェに入りまず最初に感じることは、とてもメルボルンらしいということだ。
オーナーのNirさんと Shakedさんは二人共経験あるバリスタだ。既にオープンしているElsternwickにあるLoco Cafeは5年目となり常連客が耐えない人気のカフェだ。今回初のシティセンターでのカフェオープンだが、近くにはコーヒー界では大御所のの‘Brother Baba Budan’ がある。しかしNirさんは明るくこう話してくれた。
「質のよいコーヒー、居心地のいい雰囲気、お客さんへの配慮さえあれば、必ず人は集まる!」彼の言葉を聞いていると本当にその通りだよなと納得する。
とてもひょうきんで話し易いNirさん。実は奥さんが日本人ということもあり、彼は東京で様々なカフェをとことん巡ったそうだ。道理で日本人に受けそうなテイストが入ってると感じたわけだ。日本人のスタッフも一人いるそうだ。
常日頃カフェを選ぶ基本として、私はまず‘雰囲気’を重要視する方だ。もちろん、コーヒーや食べ物の質は同じくらい大切である。だが居心地の悪いカフェには、いくらコーヒーが美味しくても行こうとは思わないのが人間の心理だ。その点、Manchester Pressはスタッフのフレンドリーさは抜群と言える。
もちろん、これを書いたからといってManchester Pressがただの雰囲気よしのカフェだと言いたいわけではない。彼らのコーヒーは8ozというカスタムブランド。Queenslandから週に2回運ばれてくるらしい。マイルドでどの種類のコーヒーにも合うというだけあり味にこくがある。コーヒーの上にはいつも様々な可愛らしい絵が描かれ、お客さんを笑顔にさせる。あまりによくできた絵なのもあり、コーヒーを飲む前に写真を撮る人がとても多いそうだ。
そして彼ら自慢のNYスタイルベーグルはボリューム満点!ベーグルは Wholemeal, Poppy Seed, Sesame,Plain と4種類から選べ、その上にトッピングはSalmon, Pastrami, Chorizo, Goat’s cheeseに新鮮なサラダが加わる。
まだ未開発の Rankins Laneで、これからManchester Pressのお客がどんどん集まる事を期待したい。
住所:8 Rankins Lane, Melbourne
オープニングタイム:Mon-Fri 7am-5pm, Sat 9am-5pm
電話:9600 4054
写真 文: 兼重貴子
(Written and photographed by Takako Drew)
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