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2017 Sew & Sew Shiraz McLaren Vale

こんにちは

Nishです。
 

“ヴィーガニズム”(Veganism)は、動物由来の製品を一切使わないライフスタイルのこと。
そしてそれを実践する人たちのことを“ヴィーガン”(Vegan)。

 

そのヴィーガン、実はワインの世界でも見つけることができます。特にビオ・ワインの造り手にヴィーガンを意識したワインが多いようです。ちなみにワインの原料は葡萄果汁のみなので、100%植物由来の飲料と呼べますね。ただワイン醸造の過程で使われる清澄剤によって話が変わってくるのです。
 

本来使われている清澄剤とは、動物性たんぱく質由来のゼラチン(動物の骨や皮膚に含まれるコラーゲンに含まれるたんぱく質)、アイシングラス(魚の浮き袋から作るゼラチン)、カゼイン(牛乳から抽出されるたんぱく質)、そして卵白(アルブミン)。
 

白ワインには、アイシングラスやカゼインを。赤ワインロとゼにはゼラチンと卵白を使います。これらの清澄剤を使用した場合は、当然ヴィーガンとは名乗れません。
 

ヴィーガン・ワインを生産している造り手は、代りに粘土鉱物のベントナイトや珪藻土といった鉱物由来の清澄剤、または植物性のたんぱく質(ジャガイモ類や豆類)などの清澄剤を意識的に取り入れているのです。あるいは全く清澄剤を使わないという造り手も見かけることができます。
 

最近は、ボトルショップにも特別にヴィーガン・ワインの陳列棚があったりして、意識の高さが伺われます。


ということで今回はヴィーガン・ワインを。

 

2017 Sew & Sew Shiraz McLaren Vale

実は私あまりシラーズを買うことがない。歳(⁉)なのかパワフルなワインを好んで飲まないから。ですからもしシラーズをもし選択するとなると自然とクール・クライメイトの産地のものや果実味の穏やかなナチュラル・ワインを選びがちになります。

今回のワインはアルコール度数が14.5%あるけれど、そう感じさせてくれない酸味とタンニンのバランスが非常に良い。 プラム、リコリス、コーヒー豆、黒コショウ、そしてスモーキーは香りが印象的。滑らかで凝縮された果実味に、柔らかなタンニン、そして程よいスパイシーさが融合しています。野性味は持ちつつも、温かみのある穏やかなシラーズに仕上がっています。
ちなみにこれは清澄剤を使っていないヴィーガン・ワインです。

 

料理:料理本の”HOME MADE” から”Lamb Chops in a Crust of Lemon, Mint and Pistachio Nuts”

 

Bon appétit 

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毎回、お薦めのワイン(ビール、日本酒も含む)を紹介し、それに合う料理の提案、たまにはワインの豆知識をつづるコラム。

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