7 / 7days -Tasmania-
3カ月でオーストラリアを1周する方法 【タスマニア編】
2012年8月30日掲載
オーストラリアに来て一年ちょっと。メルボルンに住んで半年ぐらい。目と鼻の先にあるタスマニア、すっかり寒くなる前に行ってみたい!そんな思いから、レンタカーを駆り、タスマニアを1週間で1周した記録を、たくさんの写真と共に全7回で綴ります。
最終日の朝。気がつけばこんなにも汚れている車。レンタカーだけど愛車と呼ばせていただきたい!最初に借りたLauncestonに返すまで、あともう一仕事。
Stanley観光から始まる最終日。宿のすぐ裏にある丘。というかなんなんだろう高台?に登ってみる。なぜかリフトは止まっているのでひたすら歩く。急な傾斜もなんのその。歩く!はぁはぁ言いながら着いた丘の上からは素敵な景色が見渡せた。海と町、ひっそりと育つ草木。早朝ということでワラビーもたくさん。さわやかな風を感じながら、ぐるっと歩いて回る。良い一日になりそうな予感!
下山し、車をほんの少し走らせると歴史を感じるスポットあり。よく晴れた空によく似合う歴史的建造物。なんなんだろう…。
そして後ろを振り返ってみると、ペンギン注意の看板となにやら大きな岩のようなもの。これがさっきまで登っていた丘の正体らしい。意外とすごい!The Nutというらしい。Tasmania's Answer To Ayers Rockという異名まであるなんてなかなかかっこいいじゃないか。いい意味で予想を裏切られるStanley。長時間の滞在は出来なかったけど、魅力はひしひしと伝わってきた。
いつまでも存在感を残すThe Nutを左手の方向に見やりつつ、最初の街そして最後の街であるLauncestonへ。初日と変わらないさわやかな青空が、タスマニア最終日を盛り上げてくれる。
Launcestonの街に着き、返却時間が迫っている中を急いで洗車。そして返却。お世話になりました日産ティーダ。ナンバーに書かれているExplore the possibilitiesがいつも心に響いていました。
あとは飛行機の時間を待つのみ。時間は十分にあるので、初日から残しておいたLaunceston観光をする。といってもぶらぶらぶらぶら街を歩くだけ。余韻にひたるには最高の、しっとりした街。オーストラリアで三番目に古い街らしい。
ゆっくりと時間を過ごし、昼から夕方、そして夜を迎える。飛行機に乗ると、あとは一時間でメルボルン。
わずか一週間という短い期間の中、駆け足で巡ったタスマニア。一週間の出来事がまるで夢だったかのように、一時間にも満たないフライトでメルボルンへ到着。しかしその大自然や歴史ある街並みなどのすべての思い出は、メモリーカード内の写真だけでなく、感動というカタチで今でも心にぺったりと張り付いて残っている。
15/5/2010 - 22/5/2010
タスマニアを1週間で1周する旅、終わり。