2009 Greek Antipodes Festival

本国から見て地球の反対側で盛大にお祝い！

21th-22th March 2009 @ Lonsdale Street Greek Precinct

　シティのギリシャ人街ロンズデール・ストリート（Lonsdale Street）で開催されたフェスティバルは、ギリシャのすべてのものをお祝いするgrendi（ギリシャ語でお祭り、パーティの意味）。伝統的な食べ物やギリシャ音楽満載で開催され、国旗の色である青や白が通り沿いにあふれた。

　

　ギリシャ系オーストラリア人は約37万人。その大半（20万人）は、メルボルンやヴィクトリア州に住んでいる。今日ではメルボルンに住むギリシャ人は、アテネに次いで2番目に多い人口となっており、メルボルンでギリシャ人が多く住む街は、Coburg、Preston、Port Melbourne、OakleighやDoncasterなどが挙げられる。

　

　ヴィクトリアへの移民数は、英国、イタリア、ベトナム、中国に続いて5番目となっており、またギリシャ人は民族の団結が強く、今でも家庭でギリシャ語を話すために、オーストラリアで話される言語としては、英語、イタリア語、中国語に続いて、第4番目に入る。

　

　この日のイベントはギリシャから見て、地球のほぼ反対側にあるオーストラリアでのギリシャをお祝いする日。道路を封鎖し、歩行者天国となった会場にはたくさんの人が訪れ、2日間にわたって開催されたフェスティバルは大いに盛り上がった。

　

　人気のスヴラキ（Souvlaki）やloukoumades（ギリシャのドーナツ）、非常に甘いので有名なお菓子類などを手にそぞろ歩き。小学生から大学生くらいまでの子供から青年までがたくさん参加して踊りや音楽を披露。ギリシャでも国民に愛される女性歌手Glykeriaのパフォーマンスはフェスティバルに花を添えた。