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3MBS Classically Melbourne with Orchestra Victoria

アーツ・センターでのクラシック音楽の夕べ

2009年08月07日掲載
 

3MBS Classically Melbourne with Orchestra Victoria

@ Hamer Hall, The Arts Centre




今年で10回目を迎えた、The 3MBC National Composer Awardの授賞式とClassically Melbourne Free Concert。クラシック・コンサートが無料で鑑賞できるということもあり、Hamer Hallにはたくさんの人が駆けつけた。

 

Orchestra Victoriaの演奏による、Carl Maria von Weber作曲の「Der Freischutz, Overture」により幕が上がった。続いては、Camille Saint- Saens作曲の「Piano concerto No.2 in G minor, Op.22」。シドニー生まれのピアニスト、Andrea Lamとオーケストラが奏でる旋律に人々は酔いしれた。大喝采を受けたLamは、アンコールでショパンのノクターンを演奏してくれた。

  

そして、このコンサートにおいて2つの賞が表彰された。
2009年のthe 2009 APRS (the Australian Performing Rights Association) Composer AwardはAntonio Tenaceが受賞。モーツァルトやハイドンなどの作曲家たちは、パトロンである様々な貴族の支えをなくしては、歴史に名を刻むことも、今日でも愛されている曲を作ることはできなかっただろう。APRS Awardは音楽家たちの才能を認め、オーストラリアの音楽シーンを牽引する彼らの音楽活動を支えている機会となっている。



もう一つの賞が、2009 Betty Amsden Award。賞の名前にもなっているAmsdenさんが舞台に登場した。Betty Amsden Awardは、若い作曲家を支援する目的から設立され、新鋭作曲家が手がけた曲をオーケストラにより演奏される貴重な機会を与えている。受賞したのは、女性として初の受賞者である作曲家のMelody Eotvos。受賞作品である「Hygens Principle」は初めてオーケストラにより演奏された。Eotvosはこの曲では池に生まれる自然な波を表現している。波が生まれ、障害物に当り、そして消えていく――。そんな光景が目に浮かんでくる作品である。

最後の曲は、Modest Petrovich Mussorgsky (arr. Maurice Ravel) による「Pictures at an Exhibition」。誰もが一度は聴いたことのある名曲。もともとはMussorgskyがピアノのために作った10作品を、Ravelがオーケストラ用にアレンジした。演奏後は拍手が止むことはない。指揮者のMarkoが何度もステージ上に登場し、アンコールに応えてくれた。コンサートは和やかに執り行われ、ピアニストのLamと指揮者のLetonjaがマイクなしで観客に対して話をするなど、ステージと観客席の距離がとても近く感じた。

 
今回のコンサートは録音されており、8月21日にラジオ局3MBS 103.5FM の”The Dress Circle”内で13時30分から放送される予定。また、クラシックが好きな方はAmsdenさんが会長を務めている3MBS Ambassador’s Circleのメンバーになってみるのもいいかもしれない。

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