[ イベントレポート] Heirloomニッカウヰスキー・マッチングディナー
贅沢4コース、本格日本のウイスキーを味わう
[ 26/Aug/2013 ]
8月22日に開催されたニッカウヰスキーのマッチングディナー。
これまでにHeirloomでは日本酒やワインなどとのマッチングディナーを数多く開催してきた中、今回はニッカウヰスキーとのコラボレーションとして初めての試み。
事前のレストランや当サイトでの紹介のみならず、The Ageなどからも注目を集めたこのイベントには、予想をはるかに超える人数の申し込みがあり、予約待ちも殺到したほど。
ニッカウヰスキーのオーストラリアでの販売は、多くのウイスキー愛飲家からも待ち望まれていた。そのクオリティの高さ、同メーカーなのに各銘柄によって全く異なるフレーバーは、世界でも高評価を得ている。
HeirloomのジェネラルマネージャーKelvin氏より、各ウヰスキーの詳しい説明を合間にはさみながら知識を深める参加者。それぞれが真剣に聞き入り、そして楽しんでいる様子がうかがえた。
ウェルカムカクテル x 前菜2種
フロム・ザ・バレルをベースに柚子酒などを合わせたカクテル。優しい甘みとちょっぴりな後味がフレッシュで飲みやすい。
一日の疲れがゆっくり解けていきそう。
牡蠣フライ
ココナッツが衣に入った牡蠣フライに味噌ベースのソースをかけたもの。
牡蠣は主にフレッシュで食べられることが多いオーストラリアだが、今回は日本スタイルで。満場一致で大好評。
フォアグラ
もう一種はブリオッシュに金柑とフォアグラのペーストを挟み、カルダモンをトッピング。
フォアグラの濃厚な味を金柑の酸味で緩和。思わず笑みがこぼれてしまうほど美味しい。
宮城峡12年 x 燻製タパス
宮城峡はそのアルコール度数からは想像もつかないほど口当たりが優しい。
フローラルな香りと柔らかな味わいが人気の秘密。
サン・シモンチーズ、サラミ、アーモンド、海苔のおつまみ系とウヰスキー。
気軽に家でも味わえるスタイルを提案。
スモーク・オーシャン・トラウトにラビゴットソース(※)とオレンジ
トロトロのトラウトを口に入れて一口噛んだ瞬間に広がるスモーキーさが素晴らしく、
とても香り高いにも関わらず、宮城峡ウヰスキーの華やかな香りも引き立てている。
※ラビゴットソース
タマネギやセロリ、ピクルスといった、様々な野菜、香味野菜、漬物をみじん切りにし、ワインビネガーやオリーブ油などの調味料と混ぜ合わせたソース。主に魚料理にかけて仕上げる。
スモークチキン、梨とミントのサラダ
チキンに優しいスモークの香り。甘みがしっかりした梨との相性が抜群。
控えめなミントの香りがアクセントになっている。
余市15年 x 和牛リブの味噌煮込み
余市はスモーキーでコクがあり、香ばしい。スコッチに似ていて、
男らしさを思い起こさせるようなしっかりした味わいが特徴。
贅沢な厚みの牛リブ肉をしっかり濃厚な味わいに仕上げた一品。酸味がやや強いキャベツが口直し的役割を担い、
ブルーベリービネガーソースが牛肉にほんのり甘さをプラス。デュッカのスパイシーさでさらに重厚な味と香りに。
フロム・ザ・バレル x 焙茶のスティッキー・デーツ・プディング
フロム・ザ・バレルはブレンデッドウイスキー。モルト原酒とグレーン原酒をブレンドし、樽に詰めて再貯蔵(マリッジ)されている。
ココナッツやシナモン、サンダルウッド(白檀)といった素晴らしい香りが特徴。
フロム・ザ・バレルを惜しげもなくソースに使用し、キャラメル仕立てに。
焙茶独特の香ばしさがさらにウヰスキーの味わいや香りを際立たせている。
オーストラリア待望のニッカウヰスキーが登場し、今回のウイスキーディナーによってその人気や注目度の高さが存分にうかがえた。このイベントで更なる前進を遂げたのは間違いない。
またHeirloomはオーストラリアでも屈指のニッカウヰスキーの銘柄を取り揃えており、テイスティングメニューもあるので、是非お店に訪れて欲しい。
HEIRLOOM
131 Bourke Street, Melbourne VIC 3000
TEL: 03 9639 1296
Bookings: bookings@heirloom.com.au
Open Hours
BREAKFAST | Mon to Fri 6:30AM – 11:00AM, Sat & Sun 7:00AM - 11:30AM
LUNCH | Mon to Fri 12:00PM - 3:00 PM
BAR MENU | Mon to Fri 3:00PM - 6:00PM
DINNER | Sun 6:00PM - 10:00PM, Mon to Sat 6:00PM - 10:30PM