山中翔太(仮名)の物語(3)
更新日: 2026-06-13
オーストラリアに来て最初の一か月半はブリスベンの語学学校に通いました。英語の勉強をしたかったのは勿論のことですが、友達を作ってファームの情報を得たいと思ったからです。セカンドビザが欲しかったので、最初ファームで仕事を見つける必要がありました。クイーンズランドは暖かいので、ファームの仕事が多いのではないかと思いました。ところが、語学学校の同級生は南米の子が多かったので、あまりファームの情報は入りませんでした。南米にはワーホリのビザは出ないから、特別ファームの仕事に興味を持っている人はいませんでした。だから、主な情報は、日本人のツイッターで得ました。セカンドビザを取得するためには、ファームで働いた証明として、3か月のペイスリップが必要です。僕の場合、誕生日を迎える前までにペイスリップが12,3枚いることになります。違法なファームではペイスリップを出してくれないところもあるので、注意した方がいいようです。
語学学校の勉強が終わった後、ニューサウスウエールズにある、コフズ・ハーバー(Coffs harbour)にあるブルーベリーファームで5か月働きました。ブルーベリーファームは車がないと働きにくい所にあったので、仲介者をいれることになり、仲介者に手数料を取られるので、思ったほど稼げませんでした。
シーズンによるけれど、安い時は一キロ2ドル40セントしかもらえない。一日50キロくらい採って稼ぎました。でも大勢で取るので、取り合いになってしまいました。稼げる人は一日1000ドル稼ぎますが、それも2,3週間のピークのシーズンの時だけ。ピークを過ぎると500ドルくらいに落ちます。
募集していることころに行っても実がなく、仕事ができなかったこともあります。2か月実がなくて収入がなく、一か月レントも払えず、貯金を切り崩した生活をしました。歩合制でなく、時給制のところもありますが、遅すぎるとクビになります。首切りリストがあって、数日で首切りリストをもらって忠告されて、その3日後にクビになった人もいます。時給24ドルで、ちゃんと15分とか30分の休憩もあり、衛生管理(手を洗ったりとか、箱を洗うとか)も厳しいし、そういうところは、オーストラリアらしいと思いました。
仲介者を通せば、宿泊場所も提供してくれるし、車で送り迎えしてくれるので、その点は安心でした。
YOUNGでチェリーのパッキングを3週間した後、メルボルンに来ました。
著作権所有者:久保田満里子







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