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この達成感は忘れられない!

今年も開催!昨年受賞者に聞く! Part 2

2012年8月20日掲載

Japanese - English

今年もいよいよ始まる弁論大会!今回は昨年のオーストラリアの弁論大会で全国大会オープン部門優勝者のJae Leeさんにインタビューさせていただきました。

ーいつ頃から日本語を勉強し始めましたか?

日本語を勉強し始めたきっかけは、日本のアニメです。特にサイバーフォーミュラーというアニメが好きでよく見ていました。10年前に韓国からメルボルンに来てたのですが、こちらでは韓国語の字幕が無かったため、字幕無しでも内容が分かるようにと日本語を勉強しようと思いました。

また、私の通っていた中学校と静岡の御殿場市の学校が姉妹学校だったため、3週間交換留学生として日本に行き、日本のファッションなどにも興味を持ちました。

 

ー弁論大会に出ようと思ったきっかけは?

弁論大会に出ようと思ったきっかけは、大学の教授の言葉です。大学で日本語を勉強していたとき、韓国の軍隊について話をしていたら、その話は面白いので是非日本語の弁論大会に出場してスピーチしてみたらと言われたのがきっかけでした。

 

ー日本語を勉強するにあたって苦労したところと、それを克服するためにした勉強方法は?

文法と漢字、発音はやっばり苦労しましたね。弁論大会に出場する前は教授にスクリプトを添削してもらったり、大学の友達にネイティブの日本人がいるので一緒に勉強して発音を教えてもらったりしました。

 

ー全国大会オープン部門で優勝し、日本に行った印象はどうでしたか?

大阪に数週間滞在していたのですが、友達と行った居酒屋でたまたま近くに座っていた見ず知らずのおじさんに話しかけられて、日本の話やお酒の話をして盛り上がりました。また大阪でできた友達に誘われて行った新年会では、全然知らない隣りのグループと仲良くなり、一緒に新年をお祝いました。大阪の人は元気で明るくとても親しみやすいと感じました。特に大阪弁は今まで習った日本語とは少し違っておもしろかったですね。

印象に残った食べ物はカレーうどんです。今までうどんとカレーは単体では食べたことがありましたが、カレーうどんを大阪で最初に見た時は本当に奇妙なものだと思いました。実際に食べてみると、2つの美味しさが合わさり、単体で食べた時の倍以上美味しさになりましました。

 


ー最後にメッセージをお願いします。

弁論大会はとても面白い経験になりました。終わった後は優勝かどうかは関係無く達成感でいっぱいでした。
皆さんもこの達成感を味わうために是非弁論大会に参加してみてください!

 

 

第43回日本語弁論大会ビクトリア州予選

第43回を迎えるこの弁論大会は、毎年ビクトリア州の17歳以上の日本語学習者が参加します。学習者にとっては、日頃の学習成果を日本語の分かる聴衆の前で試す絶好の機会でもあります。参加者の励みにもなりますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。尚、各部門の優勝者は、10月13日(土)にシドニーで行われる全国大会に出場します。

日時:2012年9月16日(日)
会場:スインバン・アドバンスド・テクノロジーズ・センター(Swinburne Advanced Technologies Centre)
   427 Burwood Rd. Hawthorn, VIC 3122

詳細(2012年ガイドライン、申込書他)については、
領事館ウェブサイトhttp://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/jicc/event/whatson.html#speech_2012をご覧ください。

応募締め切り日:2012年9月5日(水)

第42回日本語弁論大会ビクトリア州予選でメルボルン大阪姉妹都市賞を受賞した
Ronnen Leizerovitsさんのインタビューはこちら

 

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