インタビューinterview

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英語の上達法はアグレッシブに動くこと!

今年も開催!昨年受賞者に聞く! 番外編

2012年9月4日掲載

 

今年もいよいよ始まる日本語弁論大会ビクトリア州予選!今回は番外編として大阪市姉妹都市交流協議会主催第45回英語スピーチコンテスト大学の部で入賞され、メルボルンにいらした中西紗也香さんにインタビューさせていただきました。

ー英語に興味を持ち始めたきっけは?

もともとアナウンサーになりたくて、アナウンサーになるには英語が必要だと思い中学生のとき英会話教室に通い始めました。そこでは教科書通りの授業だけではなく、たくさんの日常会話も教えてもらいました。それを使って周囲の外国人とコミュニケーションを取っていくうちに、海外のことを知る機会が増え、英語はもちろん、海外、外国人に対する興味がぐんと高まりました。

 

ー英語の勉強方法は?

中学や高校の時は、街で見かけた外国人に積極的に声をかけて会話していました。みんなフレンドリーで学校では習わないスラングなどを教えてもらったりしていました。

また、英語の映画や音楽が好きでよく見たり聞いたりしています。映画は英語字幕で見て気になった表現を書き留めていました。洋楽は口ずさめるようになるまで聞いたり、大好きなAvril Lavigneの曲は英語の歌詞カードを見て日本語に訳したりしていました。

 

ー英語スピーチコンテストに出ようと思ったきっかけは?

高校のときにも英語スピーチコンテストに出場したことがあり、そのときは自分でも結構自信が会ったのに入賞できなかったので、今回はそのときのリベンジも兼ねてに出場しました。それに入賞したら海外に行けることも魅力的でしたね。

 

ースピーチコンテストで苦労したところと、それを克服するためにした勉強方法は?

最初にスピーチ原稿をネイティヴの先生の前で読んだとき、発音が全くだめだと言われてしまいました。外国人はいつも褒めてくれる印象だったのに、全否定されるのは初めての経験だったのでとても悔しかったです。その悔しさをバネにして、ネイティヴの先生が読んでくれたスピーチを録音して何度も聞いて勉強しました。

スピーチコンテスト当日は、身振り手振りや、目線で自分の気持ちを表現することを意識して話しました。普段の外国人との会話が活かせたと思います。

 

ー将来の夢は?

実は日本の航空会社に内定をいただいており、来年からCAとして働く予定です。外国に行けるような仕事がしたかったので、念願が叶って良かったです。入社してからは厳しい訓練が待っていますが、国際線で働けるように頑張りたいです!

 

ーメルボルンの印象はいかがですか?

メルボルンに来て最初の一週間はメルボルンの美術館や教会、動物園などいろいろ見させていただいたのですが、街並みや建物がおしゃれでいいですね。特に世界遺産にも登録されているカールトン庭園(Carlton Gardens)にある大きい噴水はとてもきれいで感激しました。

街の人はとてもフレンドリーで、どこか大阪の人と似ている気がしますね。積極的にイベントなどに参加して友達もたくさんできました。

   


ー最後に英語を勉強しているGO豪読者にメッセージをお願いします。

完璧な英語がしゃべれなくても気にせずに積極的に話しかけてみてください。もちろん間違えて恥をかくこともありますが、それを訂正してもらうことにより自分の英語力がよりアップします。アグレッシブに動くことが英語を勉強する一番の近道です!

 

第43回日本語弁論大会ビクトリア州予選のお知らせ

第43回を迎えるこの弁論大会は、毎年ビクトリア州の17歳以上の日本語学習者が参加します。学習者にとっては、日頃の学習成果を日本語の分かる聴衆の前で試す絶好の機会でもあります。参加者の励みにもなりますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。尚、各部門の優勝者は、10月13日(土)にシドニーで行われる全国大会に出場します。

日時:2012年9月16日(日)
会場:スインバン・アドバンスド・テクノロジーズ・センター(Swinburne Advanced Technologies Centre)
   427 Burwood Rd. Hawthorn, VIC 3122

詳細(2012年ガイドライン、申込書他)については、
領事館ウェブサイトhttp://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/jicc/event/whatson.html#speech_2012をご覧ください。

応募締め切り日:2012年9月5日(水)

 

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