インタビューinterview

キャリア・学ぶcareer

はくばくオーストラリア 中村龍児社長

はくばくブランドを世界中に広めたい

2011年8月29日掲載

 

 



【プロフィール】
中村龍児
学生時代にメルボルンへ1年滞在。卒業後、日本で就職。
1990年 ニュージーランドに渡りゴルフ場管理運営会社にてマーケティングマネージャーを歴任。
2002年 はくばくオーストラリアへセールス&マーケティングマネージャーとして入社。
2010年10月より はくばくオーストラリア 代表取締役就任。

 

 


-まずははくばく入社のきっかけを教えてください。

2002年にはくばくオーストラリアへ入社しました。
家庭の事情などもあったのですが、学生時代に1年ほどメルボルンへ滞在したこともあり、新天地でのチャレンジを決意しました。
私、実は元々はくばくの人間では無かったんですよね。02年以前はニュージーランドにて12年間ほど、ゴルフ場の運営管理の仕事をしていました。

 

-新天地での挑戦。戸惑いなどありましたか?

ゴルフ場管理の主たる業務がセールス&マーケティングでした。
現在のポジションに至るまでは、はくばくにおいてもセールスマネージャーをしておりましたので、「セールスをする」という点では戸惑いも無くすんなり打ち込むことができました。
しかしながら工場のある環境と言うのは初めてでしたので、大変だと思うこともありましたね。

 

-具体的に驚いた点は?

そうですね。やはり工場というものの繊細さでしょうか。機械一つ故障しただけで、モノ作りができないわけですから、そういった面での大変さはありますね。

 

-中村社長の決意。

はくばくブランドを世界中に広げていきたいですね。これが私の至上命題だと考えています。
特にまだまだ伸び代のある北米、ヨーロッパマーケットへのマーケティング強化をしていきたいと考えます。
もちろん私どもはオーストラリアベースの企業ですので、うどん・そばの成功を糧にその他の麺、例えばそーめん、らーめん、茶そばなどの商品の市場拡大をしていきたいと考えています。

 

-大切にしていること。仕事への情熱。

そうですね。会社経営においてボトムライン(純利益)が全てですから、やらなければならないことはとてもクリアだと思います。
会社としての判断をする際には必ずそこへ行き着きますよね。短期のボトムラインと、長期のボトムラインと。
AとBとこの決断をすることでボトムラインがどう変動するか常に頭に置いて取り組んでいます。
あとは、私はこの会社の営業も兼任していますので「お客様はどこの誰なのか」という点について強く意識をしています。
私たちが売りたいモノではなく、お客様の欲しいモノを提供していくということを肝に銘じています。
これは会社が成長していくためのキーだと認識しています。

 

-これから世界を舞台に活躍していきたいと考える若者へアドバイスをお願いします。

そんなおこがましい事私が言える立場ではないのですが。
強いて言うならば2点あるかと思います。

一つは己の意思を明確に自覚するということでしょうか。
他人の考えでは無く、自分が何をしたいのか、自分の意見は何なのかということを明確に持つことは非常に大事だと思います。
もう一つは海外に出た途端に分かることなのかもしれませんが、日本の常識と言うものはグローバルな視点からするとスタンダードではないことが多いと思うんです。
ですので日本と違うことでへこたれていては世界で活躍する上で難しいかもしれませんね。

 

-ズバリ、中村社長が推奨されるはくばくの食べ方は?

日本人にはやはりざるそばがいいかと思いますね。
オーストラリア人の方々にはうどん、またはらーめんを使用した炒め物をお勧めしますね。

 

 

中村社長。お忙しいところインタビューへご対応いただき誠にありがとうございました!!

コメント

関連記事

最新記事