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闘莉王 対 ケーヒル

最終予選、その裏に隠された二人の選手の闘いとは?

2009年6月18日掲載
 

W杯サッカー最終予選 オーストラリア対日本

闘莉王 対 ケーヒル

17th June, 2009 @ MCG

 

2対1でオーストラリアが勝った。その裏にはケーヒル対闘莉というふたりのエースの戦いがあった。

Canon EOS 5D MarkⅡ プログラムAE シャッター速度1/1250秒  絞りF5.0 スポット測光
ISO感度 2500 AWB 露出補正 -1/3 画質圧縮率 JPEG レンズ EF400mm f/2.8 IS USM



 日豪サッカー決戦のゲームの内容をチェックしていると、闘莉王(Markus Tulio 田中)とケーヒル(Tim Cahill)の多くの戦いの写真に気がつく。ボールを足で蹴りあげる競技であるサッカーでは、空中にあるボールを如何にさばくかは、多くの場合、勝負の行方に決定的な差をもたらす。日本の1点は、闘莉王が前半に入れた。オーストラリアの2点は、ケーヒンが後半に入れた。実に判りやすい簡単な図式であるが、このふたりの戦いこそが、日豪決戦の決定的な差をもたらしている。

 

 一番手前がケーヒル(背番号4)。Tim Cahill。29歳 NSW州シドニー生まれ。父はアイルランド系移民。母はサモア人。少年の頃から地元のサッカークラブに通い、18歳の時にイングランドのMillwall FC(フットボールクラブ)に参加。1998年にデビュー。2004年にエバートン(Everton)に移籍。現在もエバートンで活躍中。

 オーストラリア代表サッカールーには2004年からメンバーに選ばれている。178cmの小柄な体格ながら、ジャンプ力は素晴らしい。脚力、判断力ともに優れている。4枚の写真は闘莉王との空中戦だが、身長で7cm劣るカーヒルだが実際にはまったく負けていないことが判る。

 

右側が、闘莉王。ジャンプしているオーストラリア3選手の左側がカーヒル。

 田中 マルクス闘莉王。28歳。ブラジル出身。身長185cm。父親は日系移民。母親はイタリア系移民。16歳の時に、父の母国日本へ留学。2001年サンフレッチェ広島に入団。2004年浦和レッズ入団し現在に至る。

 前半は、日本はボールの支配も出来ていたが、後半に入ると徐々に支配権はオーストラリアに移る。体力に勝るオーストラリアは、日本を圧倒し始めた。そうなるとケーヒルの出番だ。あっという間に、2点をもぎ取った。実際のところは、1点差以上の実力差であったのが本当のところだ。

 

 闘莉王とケーヒル。この二人の来歴を見ていると非常によく似ていることに気がつく。父母の出身国が違う点。高校生の頃、父母の国へサッカーの為に移動したこと。異国の地でサッカーを続けている点。などだ。

 日本とオーストラリアの大きな違いは、オーストラリアではケーヒルのようなケースはごく一般的であり、日本ではまだ一般的ではないという点だ。

この二人の勝負は、互角出会ったが、それ以外の要素の部分で日本はまだ力がオーストラリアには及ばない。ワールドカップでもまたふたりの活躍を期待したい。

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