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SAYONARA Giants Players

そして選手は次なる戦いへ・・・

12月23日(木)午後9時30分

約1か月半に及ぶ読売ジャイアンツ選手のABLプロ野球チームMelbourne Acesへの遠征が幕を閉じた。

試合結果はMelbourne Acesが連日の打線爆発で16-3とBrisbane Banditsにコールド勝ち。
これ以上はない有終の美を飾った。


午後6時。

和太鼓パフォーマンス集団「竜胆」の方々による和太鼓演奏を皮きりに最後の夜は始まった。

 

試合会場のMelbourne Showgroundsには平日にも関わらず親子連れから熱狂的野球ファンまで多くの観客が集まった。
ホーム初戦時とはあきらかに試合を重ねるごとにファンの数は増している。

 

試合前亀井選手が「日本人のお客さんが増えてきましたね。メルボルンに来て全く日本人の方と出会うことがなかったので、実はこんなに日本人がいるんだって驚いています。」と言うほど、当初は関係者以外ほとんど見受けられなかった日本人客も今や当たり前にいる環境に。

 

そんな日本人ファンも含め、この日スタンドに訪れた人々の目的はそう、これまでチームの主力として牽引してきた日本人選手のラストゲームを観るため。

球団側もSAYONARA Giants Players, Japanese Nightとして試合の合間に行われるパフォーマンスをジャパニーズ仕様に変更する力の入れよう。

  

寿司ロール早食い対決の模様                                          相撲・力士コスチュームのベースランニング競争に出場し会場を沸かした小野選手


寿司ロールの早食い対決、カラオケ熱唱、力士のコスチュームを着てのベースランニング競争など、これまでとは異なるファンサービスに会場は自然と盛り上がった。


 

試合前の亀井選手にお話を伺うことが出来た。

 

-昨日(22日)のゲームでは満塁ホームラン。打率は4割超え。打撃好調ですね

そうなんですよ。でも昨日が全然ダメだったんで。今ABLリーグでも打率トップ?らしいので、せっかくだから首位打者で終了して帰国したいですよね。

-今日が最終戦となりますが。意気込みは?

いや、もう楽しくプレーできればそれでオッケーです!

 

「楽しく」と語った亀井選手の笑顔はまるで野球少年のように屈託のないものだった。

 


伊集院選手には試合後に今回のメルボルン遠征についての感想を聞いた。

-ついにMelbourne Acesでの最後の試合が終わりましたが今のお気持ちはいかがですか?

僕は1か月半の滞在だったんですが本当にあっという間でしたね。最初は結構長いなぁと思ってたんですけど(笑)。でもいざ終わりを迎えるとなると寂しい想いがありますね。

 

選手たちの様々な想いの入り混じったゲームはついにプレーボールを迎えた。


1回裏。Melbourne Acesの攻撃。
表にBrisbane Banditsに1点を先制され、さらに1アウト1塁の状態で亀井選手に打順は回ってきた。

相手ピッチャーも、もはやリーグ屈指の強打者に対して内角ギリギリの投球をしかける。体をのけ反ってボールをよけるシーンも。

そして誰もが打った瞬間にそれだと分かる打球はバックスクリーンへ一直線。

 

首位打者として日本へ帰る、その言葉を確実のものとする2ランホームラン。

会場のボルテージは初回から最高潮に。
幸先良くチームは逆転に成功した。

以降の回でもチームの打線は爆発。
4回裏には得点チャンスにバッターは亀井選手。
フォアボールを挟んで先の打席でホームランを放った亀井選手に期待感大の熱い声援を送る。
しかし相手バッテリーの選択は「敬遠」。

会場からは大ブーイングが。すると続くバッターのヒューバーがファンの気持ちに呼応するように三塁手のグローブをはじく強烈な内野安打。

5回裏までに10-1と点差は大きく開いた。

ここまでくるとファンが期待するのは連日連夜のコールド勝ち。

そして迎えた6回裏。

 

この回先頭のバッター亀井選手の放った打球は・・・またしてもホームラン!!

この試合2本目となる、また相手チームにとってはあまりにも手痛い一発。

このホームランを皮きりに勢いづいたチームは一挙に6得点。
スコアは16-1。

 

7回表。星野投手が登板。2点を奪われるものの危なげない投球でゲームセット。

 

この日の亀井選手の成績は圧巻の3打数3安打5打点2ホームラン。
公言した通り、リーグ通算打率.438、7ホームラン、25打点、出塁率.500、長打率.859といういずれもリーグトップの成績を残し、日本への帰路にたつ。 ※個人成績の結果はコチラから閲覧が可能です。

 

 

(写真左から)橋本選手、亀井選手、小野選手、金刃選手、伊集院選手、星野選手。

 

このウィンターリーグの1ヶ月間を戦い抜いた選手の次なるステージは3月25日東京ドーム(対 横浜ベイスターズ戦)

2011年シーズン、6人のサムライが日本を熱く沸かしてくれるだろう。

 

 

レポート:Yudai Kohchi(河内雄大)

コメント

以前のコメント

しょうたろう   (2011-01-08)
激アツっす。かなり萌ました。

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