ガンバ大阪アウェイで貴重な勝ち点
ACL メルボルンビクトリーと激突!!
2011年5月5日掲載
2011年5月4日(水)
メルボルンのエティハッドスタジアムにてAFCアジアチャンピオンズリーグ第5節、メルボルンビクトリー対ガンバ大阪の試合が行われた。
グループEに属す両チームは、ここまでガンバ大阪が勝ち点6のグループ2位、一方のメルボルンビクトリーは勝ち点4の4位。
両チームにとって決勝トーナメント進出のための大切なゲームであるとともに、メルボルンビクトリーにおいては長きにわたって、メルボルン並びにオーストラリアサッカー界をけん引してきたケビン・マスカット選手のホーム引退試合ということもあり文字通り重要な一戦となった。
そして19時半、Kick Off。
エティハッドスタジアムに集まったおよそ7500人のサッカーファンたちが待ちわびたその笛は響いた。
試合開始前、集中して降った雨のせいもありピッチは滑りやすい状況に。
そんな中、序盤から主導権を握ったのはフィジカルに勝るメルボルンビクトリー。
16番のカルロス選手を中心に攻勢を仕掛ける。
すると前半12分、右コーナーキックからのボールをディフェンダーのエイドリアン選手が合わせてゴール!
メルボルンビクトリーが先制した。
早い段階で失点を喫したガンバ大阪は、その後短いパスを繋ぐスタイルをもって徐々にゲームを支配していく。
そして前半43分。
右コーナーキックからのこぼれ球を山口選手がボレーシュート、ポストに当たり跳ね返ってきたところを中澤選手が頭で合わせて同点ゴール!!スコアを1-1の振り出しに戻した。
そしてそのまま前半終了。
後半は打って変わってメルボルンビクトリーのペースに。
19番イヴァン選手、16番カルロス選手、10番アーチ―選手。攻撃の主軸を担ったこの3選手を中心に、テクニカルかつ力強いサッカーを展開していった。
あと一歩が遠い両チーム。時間は過ぎ後半40分。
ガンバ大阪の高木選手が負傷退場。
3人の交代枠を既に使い切り、土壇場で10人で戦わざるをえなくなったガンバ大阪ではあったが、守備陣がメルボルンビクトリーの猛攻を最後まで堅守した。
ロスタイムに勝ち越しゴールなるか?というシーンもあったものの、1-1の引き分けで試合は終了。
その結果ガンバ大阪の勝ち点は7。メルボルンビクトリーの勝ち点は5となり、両チームともに決勝トーナメント進出の手綱は第6節に持ち越された。
試合後、ケビン・マスカット選手に贈られた拍手と声援はメルボルンのみならずオーストラリアサッカー界への貢献の証。
6年間キャプテンとしてメルボルンビクトリーをリードしてきた彼は、集まった全てのファンに挨拶をすべくスタジアムをゆっくりと一周した。
グループE順位表 ※2011年5月4日時点
1 天津泰達(中国) 3勝1分1敗 勝ち点10
2 ガンバ大阪(日本) 2勝1分2敗 勝ち点7
3 済州ユナイテッド(韓国) 2勝3敗 勝ち点6
4 メルボルン・ビクトリー(オーストラリア) 1勝2分2敗 勝ち点5
メルボルンビクトリー戦直後のガンバ大阪選手を直撃インタビュー!
近日掲載予定!乞うご期待。
コメント- フォト (2011-05-26)
- 写真の質が前よりひどいのは気のせい?
前の板屋さんっていう人の写真の方がよかったのに。
- えんこなおい (2011-05-06)
- 日本のサッカーが世界に通用するようになって嬉しいですね。そしてその試合がメルボルンで見られるというのもまた素敵!
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