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錦織圭、大逆転に会場が沸いた!!

日本人男子2人が2回戦に登場した全豪オープン4日目リポート

2012年1月20日掲載

 

毎年1月中旬からメルボルンパークで行われるグランドスラムの初戦、全豪オープン。
オーストラリア国内はもちろん、世界各国から人々が集まりシティを中心に真夏のメルボルンは益々活気づく。

 

朝こそ肌寒かったものの、どんんどん陽射しが強くなり気温も上がった大会4日目の1月19日。
日本人男子2人が第2ラウンドを戦った。
ちなみに、日本人男子2人がグランドスラムで2回戦進出したのは約40年ぶり。


まずは第8コートにて伊藤竜馬選手vs.Nicolas Mahut(フランス)。
伊藤は現在ランキング117位。主催者推薦枠出場で、今回が初めての全豪オープン。
1回戦は自身にとってグランドスラム初の白星ともなった。
対するMahutはランキング81位。

 

第2セット中盤までは伊藤が支配していたゲームだったが、Mahutも粘りを見せ逆転負けとなり、
伊藤の3回戦出場とはならなかった。
スコア:6-1, 6-7 (6-8), 2-6, 2-6
 

そして、マーガレットコートアリーナにて、第24シードの錦織圭選手が登場。
対戦相手はMatthew Ebden(オーストラリア)。
シード選手と地元選手の対戦ということで、コートは屋外最大で6000席あるマーガレットコートアリーナだったがほぼ満席。
この直前の試合でもオーストラリア人選手がプレーしていたので、そのまま残っているオーストラリア人客も多かった。

 

そんな「ホーム」の大声援を受けて、序盤から冷静にポイントを重ねていくEbden。
対する錦織選手はミスが目立ち3-6, 1-6と第2セットまで終了。
後がない第3セット、少しずつ自分のペースに持ち込んで接戦の末に奪取。
その後は錦織のペースで試合が進み逆転勝利。
スコア:3-6, 1-6, 6-4, 6-1, 6-1



3回戦は12シードのGilles Simon(フランス)を破った、世界ランキング39位Julien Benneteau(フランス)を相手に
21日(土曜日)に行われる。

 

また、混合ダブルスに錦織選手とクルム伊達公子選手がペアを組み出場することが2日前に決まった。
日本テニス界史上最強タッグのプレーにぜひ注目したい。 


4日目を終えて、上位のシード選手はほぼ順当に勝ち進んでいる。
オーストラリア勢では、女子第6シードのSamantha Stosurが初戦敗退したのが、昨年のUSオープンで優勝していただけに
残念。しかし、男子では前哨戦のAAMI (Kooyong)Classicを最年少で制したBernard Tomicや久々に3回戦登場となる
Lleyton Hewittも残っている。
これから更に熱い戦いが繰り広げられるであろう全豪オープンから目が離せない。


 

Australian Open Tennis 2012 オフィシャルウェブサイト
http://www.australianopen.com
 

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