メルボルンエーシズ開幕イベント

日本人も活躍、オーストラリアのプロ野球が開幕！

２０１２年１１月７日掲載

オーストラリアのプロ野球ABLをご存知ですか？
北半球のプロ野球シーズンオフのこの時期に、南半球オーストラリアのプロ野球が開幕します。

そしていよいよ先週の金曜日の１１月１日に2012-2013シーズンがスタートしました。
が、メルボルンとブリスベンはどういうわけかスケジュール的にいきなりの試合無しスタート。。。何故？？

しかし、今年からメルボルンエーシズ（Melbourne Aces）のホームグラウンドになるメルボルンボールパークのお披露目も含めてチームの練習試合が行われました。もともとあった球場を改装して、人工芝を新しくした２４００人収容のメルボルンパークは日本の高校野球で使われるような施設ですが、アットホームで選手を身近に感じることができます。アクセスは、シティから車で３０分もしくは電車WerribeeラインのLaverton駅から徒歩１０分と正直言って簡単ではありませんが、、、夏のオーストラリアの太陽のもとビールを飲みながらの野球観戦には充分な球場です。

昨年に続き今年もメルボルンエーシズには埼玉西武ライオンズから３人の選手が派遣されます。小石博孝投手、中崎雄太投手、中田祥多捕手。昨年の菊地雄星投手のようにチームの柱として活躍することが期待できます。オーストラリアの野球はどちらかというとパワー重視の傾向にありますから、日本の味スモールベースボールの魅力をオージーファンに見せてほしいですね。

メルボルンエーシズの最初の試合は、１１月９日（金曜日）からの対アデレード３連戦ホームゲームです。新しくなったメルボルンボールパークでメルボルンエーシズと日本から武者修行にくる若獅子たちの活躍に期待です！！

ちなみに、、、、オーストラリアのプロ野球って、、、

財政難で消滅した前進のオーストラリアプロ野球が、MLB(メジャーリーグベースボール）の支援もあって
2010年に再建。今年で３年目を迎えます。MLBの参加ということもありアメリカのメジャー、マイナー契約予備軍や日本、台湾、韓国からもシーズンオフでの試合を求める選手が地元オーストラリアの選手とともに闘います。
ブリスベン、シドニー、キャンベラ、メルボルン、アデレード、パースの６チームで争われ、昨年はパースに次いで
２位でフィニッシュしたメルボルンエーシズ（Melbourne Aces)　今シーズンは優勝を狙っての発進です！

文・写真；　湯本拓也