日本人コミュニティsociety

クラブ・サークル活動clubs

「ZEN- 燃」前リーダー・保科俊一氏、よさこいに懸ける想い

世界へ「よさこい」を発信していきたい。

2019年5月20日掲載

世界へ、日本の最高の文化「よさこい」を発信していきたい。

そう語るのは、メルボルン多国籍よさこいチーム「ZEN- 燃」の前リーダーの保科俊一氏だ。




19日の Japan Festival 2019 でも、メインステージで、野外でと数回のパフォーマンスを行なった「ZEN- 燃」。
伝統的な民謡、まつりの曲ばかりでなく、ロック、ジャズ、ポップ系なども選曲できる自由度の大きさ、両手に持った鳴子を鳴らしながら踊るダイナミックさ、そして踊っているメンバー全員の笑顔が印象的だ。


海外営業を職業として、海外に行くたびに「もっと、海外の人が知らない、日本の最高の文化を伝えたい」と考ていた保科さん。
ワーキングホリデーとしてメルボルンに滞在中、Japan Festivial への出場をきっかけに、活動へ参加したのが「ZEN- 燃」だった。

ZEN- 燃」はメルボルンらしい多国籍のチームである。
結成が2015年と比較的新しいが、すでに幾つものイベント出演をこなし、イベント側からオファーがくる状態になってる。

ワーキングホリデーとして滞在していた保科さんは、2017年に日本への帰国を余儀なくされる。

このような場合、チーム自体が解散というケースも多々あるのだが、「ZEN- 燃」の場合は後継のリーダーが決まり、チームを存続させることができた。

日本へ帰国した保科さんは、
よさこい屋という『世界でよさこいをパフォーマンスするチーム』を立ち上げ、その代表として活動をしています。

2018年は、世界12カ国のチームメンバーから結成された国際チーム『絆(旧名桜舞ポーランド)国際チーム』のサポートメンバーとしても活動しました。

よさこいという日本の伝統文化を通して、世界に日本の踊りの素晴らしさや、大人数で一つの作品を作り出す『和』のパワーを伝えていきたいと考えています。」
とのこと。

そして、5月19日。
保科さんは、3年振りに Japan Festival 2019に参加しました。
ある時はパフォーマーとして、またある時は、自分が去った後のメンバーの活躍を見守る先輩として。



後任リーダーは、2000人超のメンバーを持つ Facebook グループ「メルボルンにいる日本人集まれ!」の発起人・管理者でもある。
新体制でも順調にメンバー数を増やし、チームの評価を上げている。

「改めて、私はこのJapan Festivalを皮切りに、世界でよさこいパフォーマンスをしていくチームをつくっていきます。日本の文化を発信する最高のチームを、本気でつくっていきたいんです。ここでの一歩から実績を積んでいき、最終的にはプロのよさこいパフォーマンス集団をつくり日本の文化を『世界から』発信していきたいと考えています。

そんな活動・実績を通して、『日本の文化も海外でこんなに活躍している』という姿をみて、これからの日本の若者に言葉なんか関係ない、そして日本はこんなにイケてる!という姿を言葉ではなく、『活動を通して』魅せていきたいと考えております。」

保科さんのよさこいに懸ける想いが、世界中に屆くことを期待しています。
ZEN- 燃」のみなさん、これからも私達を魅了するパフォーマンスをお願いします。


よさこいチーム in メルボルンZEN- 燃

公式Facebook:  https://www.facebook.com/zen.yosakoi.mel/

公式Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCw2M-g0YIjTlnt6ErICl2FA
 

世界を翔けるよさこいパフォーマンス集団よさこい屋

公式Facebook:  https://www.facebook.com/yosakoiyasan/

文: 矢部勝義

 

 

コメント

関連記事

最新記事