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ANE E-News October 10-002

1) 年次総会を10月18日、WilliamstownのANE事務所で行いました。Annual General Meetingは団体で1年に1回役員の選挙を行い、会の方向付けをするために大事な会です。会を始める前に、会の憲法であるRules for ANEの内容確認をしました。会員の規定、AGMの開催資格確認、会計の支払条件、会計記録の決められていなかった部分の話し合い、ボランテイアの義務と権利など、看護師さんたちの資格・学習問題に協力してくださっている方々の話をうかがいながらANEの2010年、2011年の活動予定を立てました。

会員の皆様には議事録をお送りします。会員外の皆様にもご興味がありましたらお送りしますので、お申し付け下さい。 

新役員のご紹介 
会長、真理 ヘーゼルウッド、Asia Access ANE 企業スポンサー
副会長、石井賢治、雅リラクゼーション・JIC ANE 企業スポンサー
事務局長、秋元みどり、JCV内のケアサービス オーストラリア高齢者ケア・アクテイビテーコーデイネーター資格保持者 
会計、シナン オズグン、トルコのコミュニテー団体の会計を担当、助成金などの会計処理などに経験がある役員  

ANEの教育活動をすすめていくためSub-Committee、分科会の活動を正式に認める方向で各講師の皆さんに相談して決めていきます。講師の皆様のご意向を伺ってから再度お知らせします。

どうぞよろしくお願いします。


2)年次総会の前に、今回副会長をお引き受けになられた、雅リラクゼーション石井賢治さんとお話しました。石井さんはすでにANEのスポンサーとして、会員割引のご協力をしていただいていますが同じ建物の上階に、JIC 日本語教師の資格をもっていらっしゃる方たちが、日本語や文化を教える教室をもっていらっしゃいます。曜日や時間によって使っていないときもあるので、ぜひ講習会などに使用してください。ほかのCommunityで日本語を勉強したい方がいたら協力します。とおっしゃられました。

このことを年次総会のとき会員になられたMyungさん(Korean Welfare Association Victoria President)と、Observerに参加なされたYeonさん(Korean Welfare Association Victoria Chirperson)にお知らせしたら 韓国の人たちも、看護関係の英語を勉強したり、日本語を勉強したいと思っているので市内にそのような場所があればぜひいっしょに協力しましょう。VMCなどでの助成金申請を一緒にしましょう。と賛同のご意見を頂きました。

Yeonさんは、WilliamstownにすんでいらっしゃいますのでHobsons Bay Council, Newport Education Centreの文化紹介クラス、語学学習なども協力していただけるそうです。ご自分もSocial Workerの資格を持っていらっしゃるので、Aged Careでもいろいろ教えていただく事ができるでしょう。

ANEが使える教育施設が市内のJICクラス、匠レストランの2階、South Yarraの「お稽古」、Newport Education Centre Melbourne Seinor Citizens Centreと広がってきました。教えたい、習いたいなどご希望がありましたらどうぞご相談下さい。


3)年次総会までは滞在を延長できませんでしたが、いつもおりがみ、本などの寄付を名古屋からして下さっているChikaさんがお友達のご命日にメルボルンにいらっしゃいました。お友達のご家族との親しい関係、こちらに留学なさっていた時のホームステイのお母さんとのお話し、今は仕事が忙しいですが(引退したら?)必ずメルボルンに戻ってきます。とおっしゃられました。 

年次総会の後Organ DonationのリサーチをなさっていたRyokoさん(11月はじめに日本に戻られるのでリサーチ引継ぎ)の話し合いが行われました。Ryokoさんの夢(25年計画)も伺う事ができました。日本とオーストラリアの介護、看護システム両方の良い所をまなび広げて行きたいとのことです。日本に戻られても「E-mailで情報を交換しましょう」とまでおっしゃっていただきました。リサーチの答えが「最低100件は集めたい」とおっしゃっています。 

調査実施期間は、本日から2010年10月30日まで 延長します。
もしこの調査にご協力頂けるという方がおられましたら下記のウェブサイトにアクセスのうえ、
回答のご記入をお願いします。(クリックしていただくと、調査票のページに直接とぶようになっています)

http://www.zoomerang.com/Survey/WEB22B7EUXVCPX

もう一度調査票を添付しますのでお友達、学校関係、企業関係のお知り合いにご転送下さい。


4)<盆踊りのレポート> Victoria Senior Festival 3-10 October, 2010

3 October <盆踊りのレポート>
Vic Senior Weekの初日に、ANEも盆踊りで参加することになりました。当日は、まだ浴衣では少し寒いかも?と心配していましたがお天気にも恵まれてちょうど良い気候でした。

ただ、思いもかけないトラブルがありました。参加される予定の方のうち、サマータイムの開始を忘れてしまって開始ギリギリに到着されたり・・・、と色々トラブルがありました。(私もすっかり忘れそうになっていましたが・・・)なので、少し事前に練習する予定でしたが、ぶっつけ本番となりました。

盆踊りの場所は、フェデレーションスクエアの川沿いの一部でした。隣では、ヨガ?のもようし物もあり、私達の前にはシニアの方達によるダンスなど、シニアの方のパワーを感じる中で盆踊りを披露してきました。踊る前に、アナウンスでローカルの人たちの参加を呼びかけると私達の浴衣姿の物珍しさからか5~6名参加されることになり一緒に「炭坑節」と「東京音頭」を円になって20分間踊りました。盆踊りは、簡単な振り付けを繰り返す踊りなので初めての方でも見よう見まねで一緒に踊ることが出来ると実感しました。後で、一緒に写真をお願いされたり、浴衣効果抜群でした!

なお、浴衣はメルボルン日本総領事館で無料で借りることが出来ます。(ただし、クリーニング代は本人負担となります)この情報を調べてくれたKotoさん、ありがとうございました!

また、今回の盆踊り参加に関し、「紫の会」の皆様に 9月29日 「紫の会」の定例練習会に参加させていただき 踊りを一から教えていただきました。古橋和子さんをはじめ、「紫の会」の皆様、本当にありがとうございました!今回の盆踊りが、日本の伝統文化に少しでも興味を持つ機会になっていただければと思います。 (Riko)


5)10月12日、13日、時間の都合で連日になりましたが、長野さんの転倒予防の説明会をVictoria UniversityとSouth Yarraの「お稽古」会場で行いました。印刷物で内容が濃く、紙面の関係からどの部分を抜粋したらよいかわからなかったのでご本人からの投稿をお願いしました。 

何故、高齢者の転倒が重要な社会問題なのだろうか?

・65歳以上の最低1/3が毎年転倒する
・65歳以上の転倒者の半数は一年に2度以上転倒する
・施設利用者は毎年平均で1.7回転倒する
・転倒すると、9%の確率で重傷となる
・転倒は怪我の最大の原因(オーストラリアでは27%)である
・日本では年間7300億円・オーストラリアでは30億ドルが転倒にかかる年間の予算
・個人レベルでも、日本では約90万円が、転倒による入院をした高齢者にかかるコスト(概算)
・転倒による股関節骨折が入院した高齢者の25%が1年以内に死亡
・不慮の事故死の2/3が転倒によるもの
・オーストラリアでは65歳以上の死因の約13%(自殺à交通事故 に続き第3位)
・85歳以上の高齢者の8.9%が毎年入院していて、そのほとんどの理由が転倒

「歩く」ことで健康維持

転倒で一番怖いのは、転倒によって怪我をすることで、歩くことができなくなることです。歩くことができなくなると、体力が落ち、それとともに抵抗力が落ちてしまうので、様々な病気をする原因となりがちです。それに伴い、認知力の低下や、自立した生活をしていく自信を失うことも多々あります。つまり、歩くことは健康維持に不可欠、ということです。しかし、ここには「歩くことにより、転倒をする危険性も増える」というジレンマがあります。よって、「安全にウォーキングをする習慣」が必要となります。

転倒のリスクアセスメント

下のチェックリストを見て、何個当てはまるかを確認してください。多ければ多いほど、転倒の危険性が高いと言えます。(あくまで目安として使って下さい)

チェックリスト
65歳以上である Yes / No
75歳以上である Yes / No
85歳以上である Yes / No
女性である Yes / No
視力に問題がある Yes / No
聴力に問題がある Yes / No
認知力に問題がある Yes / No
心臓病を過去に患わっていた・あるいは現在患わっている Yes / No
パーキンソン病を患わっている Yes / No
関節痛がある Yes / No
反応速度に問題がある Yes / No
筋力低下が著しい Yes / No
過去1年以内に転倒をした Yes / No
過去3カ月~1年以内に転倒をした Yes / No
過去3カ月以内に転倒をした Yes / No
過去3カ月以内に、入院中に転倒をした Yes / No
抗鬱剤・パーキンソン薬を使用している Yes / No
不安・鬱などの精神的問題を抱えている Yes / No
歩行中、転倒に対する恐怖心がある Yes / No
歩行中のバランスに問題がある Yes / No

( / 20)
何個当てはまりましたか?
転倒のリスクが高いと思った方は、理学療法士や医者と相談し、どのような対策がとれるかを相談してみてください。

転倒と歩行パターンについて

転倒の危険性は歩行パターンに表れることも多々あります。Victoria Universityでは、最新の機材を使っての歩行分析が可能です。この機材を使って、歩行分析をするためには、様々なプロセス(倫理委員会の承認・学校側からの提案書の承認)が必要になってきますが、将来的に、誰でも気軽に自分の歩行パターンをチェックできるような環境が作れるように努力していきたいと思います。

何かご質問などがございましたら、下記まで連絡下さい。Victoria Universityの実験室が10月一杯使用可能ですので、65歳以上の男性(日系人とは限りませんがすでにオーストラリア人のデーターが集っていますので) もし貴方がご家族やお友達が上記の条件に心当たりがあるのでしたら、実験で転倒の予測ができるかどうか実験結果をお出ししますのでご連絡下さい。

講師 :長野 放 (ながの はなつ)
所属:Victoria University Biomechanics phD
E-mail:hanatsu.nagano@live.vu.edu.au
電話:04 2545 7966

ANEではPT、OTの資格のお持ちの方にぜひ転倒予防、転倒リハビリの講座のご協力をお願いしたいと思います。 事務局までご連絡下さい。

 
6)先日Respite講座を行いました。Migrant Information Centre (Eastern Melbourne)、リンダさんからのお知らせです。Respiteの内容をラジオでの放送 DVD(すでに出来ているものに日本語のボイスオーバーをつける)作業もしています。前回の説明会を聞き逃した皆様、どうぞご参加下さい。ANEとして予約をしますので、お手数ですが当事務局までご連絡下さい。詳しい内容が出ましたら またお知らせします。

There will be soon a ‘Carer Respite Expo’ to be held in the eastern region. This will be a fantastic opportunity for community members to meet service providers, get more information and get linked into services if required. I think it will benefit all the participants who attended our information session in September to attend this expo to further understand how respite service is provided.

The expo will be on Thursday the 4th November, from 10am to 2pm, at the Whitehorse Centre, 397 Whitehorse Rd, Nunawading. There will be guest speakers to give information, service displays and laughter workshop. There will also be the opportunity for Reiki and hand massage.Entry and lunch are provided free of charge. I can arrange interpreter if needed.

Would you please promote this event to the community, particularly to all the participants at our last session? Perhaps we could go as a group? Anyone needs transport assistance?


Best regards

Linda
 

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