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JETプログラム参加者、帰国レセプション

外国青年招致先の日本から帰ってきました

2014年3月30日掲載

2014年3月14日(金)、シーズンズ・ボタニック・ガーデンズ・メルボルンにてJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme=外国青年招致事業)参加者の帰国レセプションが開かれました。

●●●JETプログラムとは●●●

「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、日本国内地方公共団体が文部科学省など関係各省との連携の下実施されている制度であり、昭和62年度に開始されて以降、今日 までに招致国は40ヶ国、参加者は4,372人へとその規模は年々拡大している。

参加者の職種としては、小・中・高等学校で語学指導に従 事する外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)、地域において国際交流活動に従事する国際交流員(CIR: Coordinator for International Relations)、スポーツ国際交流員(SEC: Sports Exchange Advisor)など多岐に渡り、またその派遣先は大都市から地方都市、農村漁村に至るまで全国に及んでいる。

◇JET Programme
URL: http://www.jetprogramme.org/  

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在メルボルン総領事館・千葉広久首席領事の開会の挨拶と乾杯の音頭を経て、JETAA(JET参加者で組織される同窓会)会長ラエリーン・ウィルソンさん、 帰国者代表の挨拶へと続きました。

       

この日、帰国者として参加していたのは、日本の8都市に配属されていた10名。 この中には結婚後二人で応募し、日本へ赴任した夫婦、同じ JET 研修生として赴任地で知り合い結婚した夫婦、2組の夫婦が含まれていました。

       

挨拶と集合写真撮影の後は、懇親会です。領事館、日本語教育機関、日本人コミュニティーからなる関係者とともに、日本の印象やこの体験を活かした今後の抱負を語り合いました。

         

         

そんな皆さんに、一番お気に入りの日本語を 教えてもらいました。

日本で出会ったカップル、奥さんは「しあわせ」、旦那さんは「すご~い」を選びました。
一期一会」「感謝」「義理」と確かに日本のメンタリティを表した言葉も選ばれました。
失敗でも大丈夫」はどういうシチュエーションで覚えたのかな?
済みません」は確かに日本人はよく口にしますね。
イケメン」を選んだ男性はそのように呼ばれていたのだな、と納得のルックス。「ドキドキ」とともに日本の若者と交流することが多かったのでは? 「おいしい」も日本の食べ物全般の印象のようです。

帰国者代表として挨拶を行ったベネッサ・シン・シェンさんの赴任地は、北海道の遠軽町。北海道の中でも、一二を争うほどの寒冷地ですが、この地が忘れがたく、12月にはまた旅行で訪ずれるとのこと。
「北海道は寒いですけど、その分、人の気持ちが暖かいです。」との言葉が、 JET 参加者の日本の印象を代表しているように感じました。

                                                  

 

日本という国を肌で感じた皆さん、是非今回の経験をもとに日豪の交流推進の役割を担ってください。

 

文・写真:矢部勝義

コメント

以前のコメント

ははは   (2014-05-23)
JETプログラム経験者と豪州在住の日本人が交流できる場ってないんですかね?

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