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Melbourne x スペシャリティーコーヒートークショー

日本語でのコーヒートークショー in Melbourne

2015年9月22日掲載

 

2015年9月4日(金)、シティの Krimper Restaurant において、日本語によるスペシャリティーコーヒーに関するトークショー「Melbourne x スペシャリティーコーヒー」が開催されました。

会場を見わたして驚いたのは、その聴衆の数。 日本人のワーキング・ホリデー、学生の世代が70名ほども集っていた。 メルボルンはコーヒー文化の街ですが、こんなにも多数の日本人がコーヒーを学ぶために滞在していたのです。

 

話をしてくれたのは、石渡俊行氏。 数々のコーヒーテイスティング大会・ラテアート大会での優勝・入賞の経験を持ち、GO 豪 メルボルンにインタビューも載っています。  現在は、Prahran Market の Market Lane Coffee のヘッド・ロースターで、クオリティコントロールも担当している。

 

石渡さんは、まず自分の経歴からトークをスタートしました。多数の優勝・入賞の経験を持つ石渡さんですが、10年前は、コーヒーに夢を持ってメルボルンにやって来た、無名の人だったこと。 働き先を見つけるまで、4ヶ月かかり、150枚以上の履歴書を書いては、手当たり次第に申し込んでいたこと。
聴衆も、自分の今の境遇と重ねて、今後の展開に希望を感じられた様子でした。

 

スペシャリティーコーヒーは何をもってスペシャリティーと言うのか?  ロースターとはどのような仕事なのか?  コーヒーの味だけでなく、スタッフ間のコミュニケーションも決定するクオリティコントロール、ブラジルのコーヒー農園訪問記などなど、興味深い話を伺うことができました。

 

3時間越の長丁場にも関わらず、最後の質疑応答でも、専門的な質問が引っ切り無し。 今日来た人達が、いかに真剣にコーヒーを学ぼうとしているかが伺えます。

今回のトークショーは石渡さんと日本人コーヒー職人仲間の平山峰一氏が、コーヒーを学びにメルボルンに来ている日本人のために、世界感を少しでも広げられればとの思いから企画したもの。 当日の司会も務めた平山さんは、Hawthornの Liar Liar のヘッド・バリスタです。 聴衆のアクセスの良さと会場の広さから、メルボルンセントラル駅近くの  Krimper Restaurant を会場に選んだとのこと。 その狙いは充分に達成されたようです。

 

本日の聴衆の中から、メルボルンで、または日本で、海外で活躍するコーヒー職人が現われることを期待しています。 また、自分の知識を惜しみなく伝えてくれた石渡さん、平山さん、今後の一層の活躍とともに、後輩達の良き手本、良き目標であり続けて欲しいと思います。

 

文・写真:矢部勝義

コメント

以前のコメント

akiko   (2016-05-15)
再度同じようなイベントを企画して頂きたいです! 知ってたら参加したかったー
1234   (2015-09-22)
スペシャルティーコーヒーです。

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