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Wakayama Super Food" 体験・意見交換会が開催されました

食品業界の重鎮たちに、和歌山産食品の魅力を伝える

2022年3月9日掲載

和歌山県の誇る食材のオーストラリア市場への普及・知名度向上を目指して、"Wakayama Super Food" 体験・意見交換会が、3月2日開催され、メルボルンの食品業界関係者ら約50名が集まりました。


オーストラリアへの食品の進出は、まず食文化の発信地メルボルンから。
2019年10月に開催され、コロナ・パンデミックのために中断していた和歌山のオーストラリア進出プロモーションが、いよいよ再開となりました。

 (参考記事: 和歌山食材イベント、Horse Bazaarで開催


 

会場は、グルメサイトの評価も高い South Melbourne の 日本食レストラン Komeyui
和歌山県の食材をつかったコース料理を味わいながら、ジェトロ和歌山・ジェトロシドニー・一部のメディアとオンラインで、意見交換や質疑応答をしていく形です。

会食に先立ち、島田順二 在メルボルン日本国総領事、シドニーよりお越しのジェトロ・シドニー高原正樹所長が挨拶されました。
さらにオンライン越しでジェトロ和歌山後藤崇所長が、和歌山県と県内の食品の魅力について説明されました。




この日、披露された料理は計10皿。
アクセントに隠し味に和歌山食材が使用されています。

●先付け Pacific Oyster with Mikan Jelly

●前菜1 Mussel, Chrysanthemum Salad

●前菜2 Salted Salmon, Radish, Shallot, Yolk Vinegar

●蒸し物 Burdock Chawan-mushi

●づけ  Tuna, Hiramasa

●揚げ物 Pacific Saury, Daikon, Shitake

●焼き物 Binchotan Wagyu

●箸休め Momo, Peppermint Rain

●寿司  Chu-Toro, Paradise Ebi, Yarra Valley Ikura

●甘味  “MONAKA” Dried Persimmon, Soy Cream Cheese


料理の評判が総じて良く、特にグルテンフリー醤油のインパクトは大きいようでした。

参加者も、常時笑顔で和気あいあいとした雰囲気。
オンライン越しでの意見交換もスムーズに進行しました。

また、食品取扱い業者から梅干し醤油などの取引意向を示されたり、日本の柑橘を使ったメニューを新たに開発したいとの意向をお持ちのパティシエからの打診など、ビジネス面でも成果がありました。


グローバルメディアの TimeOut、シティガイドとカルチャーマガジンの Broadsheet も参加されました。


料理の質とともに各料理が出てくるタイミングも、店のスタッフの気配りも良く、グルメサイトの評価に納得させられます。


そんなお店をつくりだした Komeyui のオーナー 熊野求(もとむ)シェフからは、
「料理人として、使用して楽しくなる製品ばかりでした。
ただ食品としての質とは別のところで、名称が『きわみ』とか『』とかでは、こちらの人はピンときません。
例えば『』なら、craftmanship という意味で、職人が作った高品質のものという意味が込められているのです、
という具合にラベリングをした方が、商品として販売促進になると思います。」
との意見をいただきました。


大好評となった "Wakayama Super Food" 体験・意見交換会。
今後の和歌山産食品の躍進に期待がもてます。

主催: ジェトロ和歌山
運営: Tryber Pty Ltd

Tryber Pty Ltd は、日本とオーストラリアの架け橋となり、世界に誇れる日本の食べ物・酒・製品・文化をオーストラリアで流通、浸透させるお手伝いをしている会社です。
オーストラリア進出のご相談・お問い合わせは ウェブサイト から。

文・写真:矢部勝義

 

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