triceangle Japanese cafe
シャイなシェフが腕を振るう、やさしい日本の味
2009年6月10日掲載
Kenichi & Naoko Okumura - Triceangle Japanese Cafe
グレンフェリー駅(Glenferrie Station)から徒歩2分、スウィンバーン大学(Swinburne University)の一角にお店を構える。赤とグレーを基調としたモダンでおしゃれなカフェは今年の5月に一周年を迎えた。日当たりが良く、開放感のある店内へ入ると「いらっしゃいませ」と明るく迎えてくれる。
スタッフ全員が日本人というカフェならではのきめ細かいサービスがここにはある。笑顔や日本語でのあいさつもそうだが、お客さまへの気配りを忘れない。料理が盛られる前にプレートはあらかじめ温められていたり、シェフの奥村さんもランチタイムの忙しい合間をぬって積極的にお客さんへ話しかけてくれたり、快く料理の説明もしてくれたり。そんな気遣いがとても嬉しい。大学構内のカフェだけに学生の姿を多く見かけるが、講師の方々も常連のようだ。顔なじみのお客さんが増える訳がよく分かる。
また、カフェの一部を展示スペースとし、日本人アーティストの作品や日本にまつわる作品が展示してある。その時々により表情を変えるカフェであり、覗くのが楽しみになるだろう。
おにぎり $2.00~$2.50
(ツナマヨ・焼き肉・照り焼きチキン・炙りサーモン・竜田揚げ・うなぎ・高菜とクルミ・しいたけと玉子)
上記にあげただけでも種類は充分に豊富だが、日替わりおにぎりもある。取材日はゴマ昆布、ツナサラダ、エビフライが店頭に並んでいた。毎日通っても飽きないようにと、シェフの気配りが感じられる。手作りおにぎりで心まで温まるだろう。
ゆず煎茶 $3.00 (Iced or Hot)
見た目にも涼しく、ゆずピール入りで香りがとても爽やか。ほのかな甘さでのどを潤してくれる。
ほうじ茶ラテ $2.80 (Mug $3.20)
香ばしいほうじ茶ときなこがよく合い、素朴な甘さが体にもやさしい。ほうじ茶ラテはオーストラリアでは珍しく、なかなか味わえないではないだろうか。お茶好きとしてはぜひお試しいただきたい。
オムライス $ 13.60
なつかしい味。ケチャップライスに“トロトロたまご”と“牛骨を4日間も煮込んだデミグラスソース”がかかっている。それが口の中で見事に溶けているのだ。まさに美味。新商品だというオムライスは自宅では味わえない一品。
ガトーチョコレート $5.40
小麦粉など粉物を一切含まないグルテンフリーなので小麦粉アレルギーの方でも安心していただける。味を左右するチョコレートには厳選されたベルギー産を使用。甘さ控えめのケーキの中には食感が楽しいいちじくが入っている。しかし、単にいちじくを加えているだけではない。ドライいちじくを白ワインで作った自家製リキュールに浸け、一度戻してから生地に加えるという手間のかけようだ。シェフのこだわりを感じる。
全ての商品がお持ち帰り可能。お気に入りの一品を自宅で楽しんだり、友達にお裾分けしてみたりしてもいいだろう。必ずや喜んでくれるはずだ。
現在『Triceangle Japanese Cafe』では、店内のスペースを利用して作品を展示したいアーティストの方を募集中!! プロでもアマチュアでもアートを愛する方なら誰でも大歓迎。ただ、どこかで”日本”と関係している作品であることが条件とのこと。
詳しくは『Triceangle Japanese Cafe』 03-9818-6806へお問い合わせ下さい。
Triceangle Japanese cafe
住所:Shop2 / 24 Wakefield Street, Hawthorn 3122 VIC
TEL:03 9818 6806
営業時間:月ー金 8:00-18:00
土(ディナーのみ:要予約)18:00-
定休日:日
クレジットカード:VISA, MASTER