1961年創業! 札幌ラーメンの老舗がメルボルン店を開店
やき鳥で乾杯! ラーメンで締める
2015年5月18日掲載
ラーメン店の開店ラッシュが続くメルボルン。 ラーメンファンにはうれしい限りだが、今度は昭和36年(1961年)創業の札幌ラーメンの老舗 "どさん子"がオープンした。
このどさん子メルボルン店は、ラーメン専門店「どさん子」と鳥料理の専門店「とり鉄」のコラボレーション店です。その業務形態を初めて聞いた時には、珍しい形態だと感じました。
4月21日に、開店パーティーが開催され、メルボルンの人達へのお披露目となりました。 パーティーの前半は日本酒やビールなどのお酒と酒肴が振る舞われ、気軽に立ち寄れる居酒屋という「とり鉄」の面が引き立ちました。
そして、みんながお酒と肴を楽しみ、そろそろ〆の料理を食べたいなと感じる頃、「どさん子」のラーメンが提供されました。
そうです。この店では、お酒の後の締めとして、ラーメン専門店のラーメンを食べることができるのです。
店を移動することをせずに。
パーティーの後日、改めて取材してきました。
とり鉄は、串焼きをメインとしてさまざまな鶏料理が楽しめる店とのことで、やき鳥の盛り合わせ を注文しました。濃厚なタレ、さっぱりした塩、ビリッときいたわさび、オーストラリア向けなのか?ラムステックもあり、現地の人の気持ちであえて選んだ赤ワインにもよく合います。
どさん子の本拠地、北海道は、味噌ラーメンの発祥地ということで、一番のオススメは、赤味噌ラーメン。
麺は中太のストレート、鳥のそぼろ、チャーシュー、ねぎ、キャベツ、濃厚な味噌味のスープには、この味付きでない卵があっています。
同じく、北海道名物の塩バターラーメンも同じ麺が使用されています。 どさん子は1961年創業。 その後ラーメン界はとんこつが大きな勢力となるのですが、その中で北海道発祥のラーメンの良さを伝えていこうという気持ちが表れているようです。
居酒屋で気軽に飲んで、ラーメン専門店のラーメンで締める。
どさん子 & とり鉄が提唱するこのスタイルを、是非楽しんでみてください。
もちろん、ラーメンのみを楽しむということもアリです。
ラーメンメニュー $10.5〜
・赤練味噌ラーメン(Red miso ramen)
・塩バターラーメン(Shio butter ramen)
・正油ラーメン(Soy sauce ramen)
・野菜海鮮ラーメン(Seafood ramen)
・味噌タンタン麺(Miso tantan men)
肴メニュー $5.6〜
・つくねの串うち焼き 照り焼き(chicken meatball yakitori, teriyaki sauce)
・つくねの串うち焼き 照り焼き月見(Chicken meatball yakitori, teriyaki & fresh egg yolk)
・鶏ももの炙りステーキ 岩塩盛り(Chicken steak on salt plate)
・手羽唐 照り焼タレ&七味(Chicken wings kara-age with yakitori sauce and chilli)
・鶏のから揚げ 味噌南蛮(Chicken kara-age with miso nanban sauce)
・牡蠣の味噌アヒージョ(oyster miso ajillo)
・さんまの蒲焼缶詰 バケット添え(saury with teriyaki sauce with baguette)
価格は2015年5月現在のものです。
住所: 87 Little Bourke Steet,
コンタクト: Tel 03 9650 6660
営業時間: 11:30 - 14:30 (Last Order)
17:30 - 22:00頃まで
定休日: ナシ
文:矢部勝義
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