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インタビューinterview

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St. Aliカフェオーナー サルバトーレ・マラテスタさんインタビュー

‘The Third Wave’ Coffee Guy

[ 15/Aug/2013 ]

 メルボルンのカリスマカフェSt. AliのオーナーSalvatore Malatesta氏。辣腕カフェ経営者として、そして弁護士として二足のわらじを履きながら物事を成功させてゆく彼の姿は多くの飲食経営者達から羨望の眼差しで見られている。そんな彼にインタビューする機会を得た。

 


©Takeshi Fujiyama

Salvatore Malatesta

 8歳より両親が経営するレストランを手伝い、その中でビジネス運営を自然に学ぶ。大学で法律を学ぶ傍ら、最初のカフェをオープンし、
その後様々なビジネスを売買する。2008年にSt.Aliをオープン後、様々なカフェの立ち上げに関わり、スペシャリティ・コーヒー・ムーブメントを築く。
マーケットが何を欲し、必要としているかを完璧に具現化する匠としての地位を気付いている。

 『コーヒーは、市場で一番売れている必需品ではなく、職人の最高級品としてあるべきです。
安く仕入れて高く売る代わりに、我々は高く仕入れ、より高く売らなければなりません。

 また最初から最後まで、つまりコーヒーの生産者からカップまでに気を配り、
オーストラリアの生産者やそのホスト役との直接的な通商関係を築かなければなりません。
そしてエンドユーザー、収穫時期、貯蔵技術、輸送などに見合わなければなりません。
そのリストには終わりはありません。』

 

 

-- 現在のコーヒービジネスをされる前は何をされていたのですか?

 1993年からはずっとコーヒービジネスですね。また私は弁護士でもあります。

 

--なるほど。だからビジネスに対しても賢明なのですね!

 ラッキーなだけですよ(笑)。

 


©Takeshi Fujiyama

 

--近年オーストラリアの人々及び業界関係者の方々が日本のドリップ・コーヒーに興味があるそうですね。10年から15年前にはオーストラリアではそのようなコーヒーはありませんでしたが、なぜ日本スタイルのコーヒーを導入するようになったのでしょうか?

 我々はハリオV60コールドドリッパーとサイフォンを始めて導入しました。当時、シングルオリジンコーヒーやシングルエステートコーヒーのことを考えていたからです。この抽出方法はコーヒーの特徴を引き出すのに最適かもしれませんね。

 

-- しかし、オーストラリアの人々やヨーロッパ系の人々はエスプレッソが好きですよね? そういった新しい技術を導入した本当の理由は何でしょうか?

 St. Aliはオーストラリアの第3の波系のカフェのパイオニアとして、またスペシャルティコーヒーを作るカフェとしてもの責任があるからです。我々はその1杯のコーヒーやフレーバー、プロファイルから最高を味わうために様々な抽出方法を試しているからです。

 

--それはシングルオリジンコーヒーの味がより良くなるからですか?

 いいえ。最高の1杯を味わうということを実現させるために限界を押し上げて行かなければいけないのです。

 

-- オーストラリアのコーヒー業界の将来はどのようになると思いますか? 日本スタイルのコーヒーはより導入されると思いますか? その他についてはどうでしょうか?

 そうですね、ハリオは世界でも最高ブランドの一つになると思います。もちろん競争相手もいますが、ハリオのグラスはとても素晴らしい品質です。

 また様々な抽出方法も試していくと思います。どうなるかは私自身も判りませんが。

 エスプレッソマシンはもっと発展し、最高品質のエスプレッソマシンを提供できる安定した異なるプラットフォームを供給できるような市場を拡大していくかもしれません。

 これが私の予想です。

 もしかしたらハリオがコーヒーマシンを作るかもしれませんね!

 

 


 

 St.Aliでは一週間に6, 000杯のコーヒーをサーブしているそうです。ランチメニューなども一風変わった内容が並ぶのも人気の要因です。
 St. Aliのほか、コリンウッドにSt. Ali North店、ロンドンにSt. Ali London店もオープンしています。このほか、SENSORY LAB、Barbara and Fellowsも手掛けられていらっしゃいます。今後は東京にもお店を出したいと考えているそうですよ!

 

 

At.Ali
http://stali.com.au/


SENSORY LAB
http://www.sensorylab.com.au/


Barbara and Fellows
http://barbaraandfellows.com.au/

取材協力:At.Ali、きんさん

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