日本のノートPCは使用できますか?
PCに関する素朴なギモンをプロが解決!
2010年3月10日掲載
Q.メルボルンに行く予定になっています。
日本で使い慣れているノートPCを持っていこうと思うのですが、利用できますか?
最近のノートPCであれば、ほとんど利用できます。
まず、日本との違いで考えておかなければならないのは、
1)電源の違い(電圧の違いとコンセントの形状の違い)
2)ネットワーク - プロバイダー
3) Eメールアドレス
の3つになると思います。
1)電源の違い
日本の電源は100Vであり、オーストラリアは240Vで、日本より高圧です。
240Vに対応していない電化製品をそのまま挿すと、煙を吐いて壊れてしまいます。
最近のノートPCの電源はほとんど世界対応で、電源ユニットに「100~240V」と記載されていればそのまま利用できます。
残念ながら100V-日本国内のみ対応の電源の場合は、変圧器が必要となります。
また、コンセントの形も日本と違い、三つ又またはハの字型ですので、ソケット変換が必要です。
2)ネットワークプロバイダー
住居としてホームステイ、またはシェアの場合は、インターネット環境のある家を選ぶことをお勧めします。
そうであれば、無線LANルーターへの接続設定を行えば良いのです。
最近のノートPCは、無線LAN内臓となっております。
内臓型でない場合は、USBでの外付け無線LAN装置が利用できます。
インターネット環境のある住居でない場合は、ご自分でネットワークプロバイダーと契約しなければなりません。
その他、留学先の学校、インターネットカフェも利用できますし、マクドナルドなど無線LANのアクセスポイントも増えてきています。
3)Eメールアドレス
日本のプロバイダーより提供されたアドレスは、海外からは送信できない場合があります。
これは Outlook や Outlook Express などのメールソフトを利用している場合の設定の問題です。
どのように設定を変更すれば良いかは、Eメールアドレスを提供しているプロバイダーのルール、海外でのインターネット接続の状態によりますので、そのルールをきちんと把握して設定しなおさないと利用できません。
しかし、ウェブメールを利用すれば、そのような設定変更をいちいち行わなくとも、日本と同様にメールが利用できます。
gmail, hotmail、yahoo メール だけでなく、最近ではプロバイダーもウェブでメールを利用できる形態を提供しています。
それらを利用するのがお勧めです。
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(Go豪メルボルン編集部 IT担当/矢部)